小技チョコレート

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Pocketに保存したページを自動でDynalistに書き込む方法

Pocketに保存したページのタイトルやURLを、自動でDynalistに書き込む方法を紹介します。


〈目次〉

  • 機能
    • 書き込むことができるコンテンツ
    • 既知の問題点
    • サンプル
  • 必要なもの
  • 下準備
    • IFTTTのアカウント作成
    • DynalistのSecret tokenをコピー
  • 設定内容の作成
    • 書き込み位置をInboxにする場合
      • リクエストボディの作成
    • 書き込み位置を「Inboxではない特定の位置」にする場合
      • Dynalistの「ドキュメントのid」と「親ノードのid」を取得
      • リクエストボディの作成
  • IFTTTの設定の手順
  • Dynalistへの記入を停止 / 再開する方法
  • カスタマイズ
    • Dynalistに書き込む内容を変更する方法
    • Dynalistでの書き込み位置を変更する方法
      • DynalistのInboxに書き込むように変更する
      • 「Inboxではない別の位置」に書き込むように変更する
    • アイキャッチ画像の表示サイズを変更する方法
  • Pocketのアカウントを変更する方法
  • Dynalistへの書き込みが正しく行われないときのチェックポイント
    • 「リクエストボディ」を正しく作成できているか見直す
    • 設定画面への入力内容を見直す
    • エスケープしてみる
  • 参考資料
  • 製作の動機

機能

書き込むことができるコンテンツ

Dynalistに書き込むことができる内容はこの7つです。
このうちの必要なものだけを、任意の順番で配置することができます。

  • ページのタイトル
  • ページのURL(元の(オリジナルな)URL。https://app.getpocket.com/で始まるURLではない)
  • ページの冒頭のテキスト(約100字まで)
  • ページの「アイキャッチ画像」のURL
  • Pocketのタグ
  • Pocketに保存した日時(June 11, 2020 at 12:53PMというスタイル)
  • 任意のテキスト

1個のページの情報が、Dynalistにおける1行(=1項目)として書き込まれます。途中での改行はできません。
Markdownが使用できます。
Dynalistにおける書き込み位置は、「特定項目(行)の直下の階層」という形で任意に決めることができます。DynalistのInboxに書き込むこともできます。
Dynalistでのツイートの書き込み順は、上の行から順に〈新→旧〉または〈旧→新〉のどちらかを選ぶことができます。

既知の問題点

一部のサイトのウェブページをPocketに保存した際、Pocketへの保存は正しくできるのですが、Dynalistへの書き込み(ページタイトルとURLの書き込み)ができない場合があります。
これまでに筆者が経験した例としては「NHK NEWS WEB|NHKのニュースサイト」のサイト内のページがそれにあたります。
そのような場合でも、上掲の「任意のテキスト」(例えば#Pocketというハッシュタグなど)を常に書き添える設定にしておけば、「何かがPocketに保存された」ということをDynalistで読んで気づくということはできます。

サンプル

実際にDynalistに書き込まれた状態のサンプルです。
3通りのスタイルを試したものです。

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1行目は、ページのタイトル、URL、任意のテキスト(#Pocketというハッシュタグ用の文字)を記入しています。
2行目は、ページのタイトルとURLを、Markdown形式([タイトル](URL))で記入したものです。
3行目は、ページのタイトル、URL、ページ冒頭のテキスト、アイキャッチ画像のURL、Pocketへの保存日時、任意のテキスト(#Pocket)を記入したものです。

また、「アイキャッチ画像のURL」を、Markdown形式で![](画像のURL)と記入させれば、Dynalist上で画像を表示することもできます。

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必要なもの

  • IFTTTのアカウント(無料)
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Spotifyで「お気に入りの曲」に保存した曲の情報を自動でDynalistに書き込む方法

Spotifyで「お気に入りの曲」に保存した曲の情報を、自動でDynalistに書き込む方法を紹介します。

「お気に入りの曲に保存」とは、Spotifyの画面で曲名の横などにあるハート形のアイコンを押すことです。

f:id:ichbin:20200614193012p:plain

f:id:ichbin:20200616144157p:plain


〈目次〉

  • 機能
    • サンプル
  • 必要なもの
  • 下準備
    • IFTTTのアカウント作成
    • Dynalistの「ドキュメントのid」と「親ノードのid」を取得
    • DynalistのSecret tokenをコピー
    • リクエストボディの作成
  • IFTTTの設定の手順
  • Dynalistへの記入を停止 / 再開する方法
  • カスタマイズ
    • Dynalistに書き込む内容 / 書き込む位置を変更する
      • Dynalistに書き込む内容を変更する
      • Dynalistに書き込む位置を変更する
    • DynalistのInboxに書き込むように変更する
    • カバーアート画像の表示サイズを変更する
  • Spotifyのアカウントを変更する方法
  • Dynalistへの書き込みが正しく行われないときのチェックポイント
    • 「リクエストボディ」を正しく作成できているか見直す
    • 設定画面への入力内容を見直す
    • エスケープしてみる
  • 参考資料
  • 製作の動機
  • 関連記事

機能

Dynalistに書き込むことができる内容はこちらの7つです。
このうちの必要なものだけを、任意の順番で配置することができます。

  • 曲のタイトル
  • 曲のURL(https://open.spotify.com/track/で始まるURL)
  • アーティスト名
  • アルバムのタイトル
  • アルバムのカバーアート画像のURL(![](画像のURL)というMarkdown形式で記入させればDynalist上で画像として表示可能)
  • 「お気に入りの曲」に保存した日時(June 11, 2020 at 12:53PMというスタイル)
  • 任意のテキスト

1曲の情報が、Dynalistにおける1行(=1項目)として書き込まれます。途中での改行はできません。
Markdownが使用できます。
Dynalistにおける書き込み位置は、「特定項目(行)の直下の階層」という形で任意に決めることができます。DynalistのInboxに書き込むこともできます。
Dynalistでの書き込み順は、上の行から順に〈新→旧〉または〈旧→新〉のどちらかを選ぶことができます。

サンプル

実際にDynalistに書き込まれた状態のサンプルです。
3通りのスタイルを試したものです。

f:id:ichbin:20200615133740p:plain

1行目は、曲のタイトル、任意のテキスト(by)、アーティスト名、URL、保存日時、任意のテキスト(#音楽)を記入しています。
2行目は、曲のタイトルとURLを、Markdown形式([タイトル](URL))で記入し、その後ろにアーティスト名を記入したものです。
3行目は、アルバムのカバーアート画像を![](画像のURL)というMarkdown形式で記入し、その後ろに、[曲のタイトル](URL)、任意のテキスト(by)、アーティスト名を記入したものです。*1

必要なもの

  • IFTTTのアカウント(無料)

*1:アルバムのカバーアート画像は、デフォルトでは横幅が600pxぐらいで表示されます。この画像を画面上で小さく表示するためにはCSSの設定が必要です。

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Googleフォトの画像をDynalistに表示させる方法

留意点

  • この方法でDynalistに載せた画像は、「画像の保存元であるGoogleフォトと同じGoogleアカウント」にログイン済みのブラウザでのみ、画面上に表示できます。
  • ですので、Dynalistのモバイルアプリやデスクトップアプリでは表示されません。
  • モバイル端末で画像を見たいときは、Googleアカウントにログイン済みのブラウザでDynalistを開けば見れます。
  • 画像のサイズは、デフォルトでは長辺が最大で700px弱になるようです(サイズ変更の方法は後述)。
  • Dynalistを有料版にする必要はありません。

手順

Googleフォト https://photos.google.com/ を開くと画像のサムネイルが並んでいるので、表示させたい画像をクリック。

f:id:ichbin:20200614171315p:plain

その画像が開きます。

画像の上にマウスを置いて右クリックし、「画像のURLをコピー」をクリック(Chromeなら「画像アドレスをコピー」)。

f:id:ichbin:20200615111720p:plain

Dynalistでこの画像を表示させたい位置に、半角で![]()と書き、この丸カッコの間に、コピーしたURLをペーストします。
URLは非常に長いものです(例↓)。

![](https://lh3.googleusercontent.com/Ygha6Nhumceok_Bh5ZcdlZ3jLiof6UC6jJgsbJsqL0n-ex3jlB8oIbgBg3BgUN156hqc1UxhEXAzR7jqpfX83M3JTVwT5J-ZelWv2NfC2p0GLWqLQvojQu8s4qnsI4cCsOME2I7ea-ZG41eFRGOBLSacSm71cVZ2_HAyDy9Yc4Ic5NzR6KC6o0-249aQ0p0Yv3vM-VH0OAVe6HDDo__3_mPz1U2POopgwA30Vef7rZCfUCy9ZsqLThAuOnjVubR-pdS_iZoOPjmjUyy2iN-A9Ub4HFhxnS-oObXq1TP5fQAcnYTt7tE0FxJ2BUEXGfn3GpJpJge_qxHWmtnCFu935KoRyCaBLC4gRlf3tY7mh_ODbAO8RBP8YjHw4_Xwuq40h3LZO6_ErfdSscofcpdCcGDezuHSeJ3vfAPtEAkPAlg0fv-u0qHUwFygwUnG7qgqPrHZTULbtnwybr6Iu77jAYq7jZPmvTV2Hgt-ITfp01-BE1YfVjkIr6XjGVJzv6S5RfNc_PjLQT_xhu3nEtPb2nq2uSGr5B9TifhoPYpsVMITatNfju9qS0D_fJEBlPcrcDWtGSOzo4tyLtQvQcHPd8ue33MIRGS0bMQ1mc7umV8KPatVNKvN2rP6_WWvGDWzkt1fE_l5Gfso-MVPGckbV7s-js2YmrR5BIz4BQsgcIXuceYCkyKTfk-U4J5s59yemNCccTMI=w685-h514-no?authuser=0)

カーソルをその行の外に置くと、このように表示されます。

f:id:ichbin:20200614172227p:plain

画像の表示サイズを変える方法

URLの末尾を書き変える方法

URL末尾の=w685-h514-no?authuser=0のところを=s800のようにすれば、「長辺を800pxにする」というサイズ指定ができるようです。
その場合は、=s○○よりも後ろの部分は消してもかまわないようです(閉じるカッコ)は残します)。

ブラウザの拡張機能を使う方法

ブラウザに拡張機能Stylusをインストールしたうえで、こちらの要領CSSを適用すれば、自分の指定した大きさで表示されます。*1

*1:ただし、この方法を使うと、Googleフォト由来の画像だけでなく、Dynalistに載せている全ての画像の大きさが、自分の指定した大きさで表示されるようになります。

Twitterで「いいね」したツイートを自動でDynalistに書き込む方法

Twitter「いいね」したツイートを、自動でDynalistに書き込む方法を紹介します。


〈目次〉

  • 機能
    • サンプル
  • 必要なもの
  • 下準備
    • IFTTTのアカウント作成
    • Dynalistの「ドキュメントのid」と「親ノードのid」を取得
    • DynalistのSecret tokenをコピー
    • リクエストボディの作成
  • IFTTTの設定の手順
  • Dynalistへの記入を停止 / 再開する方法
  • カスタマイズ
    • Dynalistに書き込む内容 / 書き込む位置を変更する
      • Dynalistに書き込む内容を変更する
      • Dynalistに書き込む位置を変更する
    • DynalistのInboxに書き込むように変更する方法
  • Twitterのアカウントを変更する方法
  • Dynalistへの書き込みが正しく行われないときのチェックポイント
    • 「リクエストボディ」を正しく作成できているか見直す
    • 設定画面への入力内容を見直す
    • エスケープしてみる
  • 参考資料

機能

Dynalistに書き込むことができる内容はこの6つです。*1
このうちの必要なものだけを、任意の順番で配置することができます。

  • 「いいね」されたツイートの本文(本文に含まれるURLはhttps://t.coで短縮化される)
  • 「いいね」されたツイートを投稿したユーザーのユーザーid
  • ツイート自体のURL
  • ツイートに含まれる1個目のURL(https://t.coで短縮化された形)
  • 「いいね」されたツイートの投稿日時(June 11, 2020 at 12:53PMというスタイル)
  • 任意のテキスト

1個のツイートが、Dynalistにおける1行(=1項目)として書き込まれます。途中での改行はできません。
Markdownが使用できます。
Dynalistにおける書き込み位置は、「特定項目(行)の直下の階層」という形で任意に決めることができます。DynalistのInboxに書き込むこともできます。
Dynalistでのツイートの書き込み順は、上の行から順に〈新→旧〉または〈旧→新〉のどちらかを選ぶことができます。

サンプル

実際にツイートが書き込まれた状態のサンプルです。
“Log”という行の直下の階層に、ユーザーid, 本文, 投稿日時, ツイートのURLという4つを書き込んだものです。

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必要なもの

  • IFTTTのアカウント(無料)

*1:仕様上はTweetEmbedCodeというものも記入できるようですが、それを記入すると正しく動作しないので、本記事からは除外してあります。

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