小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

【Android版】Google Play Musicのアプリで「最近のアクティビティ」・「マイライブラリ」・「I'm Feeling Lucky」や特定のアルバムなどを開くショートカットをホーム画面に作る方法

Google Play Musicのアプリで下記のページをワンタッチで開くショートカットを、Android端末のホーム画面に作る方法を紹介します。

  • 最近のアクティビティ
  • マイライブラリ
  • I'm Feeling Lucky(を起動する)
  • 特定のアルバム
  • 特定の曲
  • 特定のプレイリスト
  • 特定のステーション

最近のアクティビティ/マイライブラリ/I'm Feeling Lucky

Nova Launcherを使います。

Nova Launcherを使用している時にホーム画面にGoogle Play Musicのアプリのアイコンを置き、それを長押しすると、下記のように楕円形のリンクが現れます。

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これをクリックすると各々の画面が開きますが、この楕円形のリンクをドラッグして動かすと、

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このようにアイコン化させることができます。これをクリックすれば、ワンタッチでGoogle Play Musicの「最近のアクティビティ」・「マイライブラリ」・「I'm Feeling Lucky」が開きます。

これと同じことはADW Launcher 2でもできるようです。

なお、「I'm Feeling Lucky」を起動するアイコンはGoogle Play Musicウィジェットとして設置することもできます。

特定のアルバム/曲/プレイリスト/ステーションを開く

URLへのショートカットというAndroidアプリを使うので、予めインストールしておきます。

下記のようにGoogle Play Musicでアルバムやプレイリストやステーションを開いた状態で、

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タイトルの右下あたりにある「︙」の形のアイコンをタップし、画面に現れるメニューの中から「共有」をタップ。特定の曲を開くショートカットを作る場合は、各曲の右側にある「︙」をタップして「共有」をタップ。

すると、共有方法を選ぶ画面が現れるので、その中から「クリップボードへコピー」をタップ(下記Aへ進む)。もしそれがなければ、「URLへのショートカット」をタップ(下記Bへ進む)。

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(A)これで、特定のアルバム/曲/プレイリストのURLがクリップボードにコピーされました。

次に、上述のURLへのショートカットというアプリを起動します。

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「URL」の欄に、上述の手順でコピーしたURLを貼り付けます(下記Cへ進む)。

(B)「URLへのショートカット」のアプリの“URL”の欄に、開きたいアルバム/プレイリスト/ステーション/曲のURLが入力された状態でこのアプリが起動します(下記Cへ進む)。

(C)「名前」の欄に入力した内容が、ショートカットの名前になります。

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Google Play Musicのアプリで特定のアルバム/曲/プレイリストのタイトルを取得する方法はこちらをご参照ください。

「OK」ボタンを押すと、ホーム画面にアイコンができます。

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これをタップすると、そのアルバム/曲/プレイリスト/ステーションがGoogle Play Musicのアプリで開きます。

なお、特定のプレイリストを開くアイコンは、Google Play Musicウィジェットとして設置することもできます。

Android端末にてGoogleカレンダーに新しい「予定」や「リマインダー」を追加するショートカットを作る方法

ホーム画面にGoogleカレンダーのアプリのアイコンを置き、それを長押しすると、下記のように「新しい予定」と「リマインダー」という楕円形のリンクが現れます。

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これをタップすると、各々の画面が開きます。

また、この楕円形のリンクをドラッグして動かすと、

f:id:ichbin:20200607123558j:plain:w500

このようにアイコン化させることができます。これをクリックすれば、Googleカレンダーに新しい「予定」や「リマインダー」 を追加するための入力画面が開きます。

Androidのバージョンが旧い場合の対処法

バージョンが5くらいまでのAndroidであれば、上掲の方法は使えないかもしれません。その際はNova LauncherADW Launcher 2といったランチャーを使えば実行できるかと思います。*1

iOSでも使える方法

本記事で紹介した方法以外のやり方もあり、それぞれ別の記事で紹介しています。そちらはiOS端末でも利用できます。

*1:筆者はバージョン5.1のAndroid端末でこの2つのランチャーを使って実行できた経験があります。

Evernoteのリマインダーを自動でGoogleカレンダーにイベント(予定)としてコピー(同期)する方法

Evernoteのノートに設定したリマインダーを、Googleカレンダーにイベント(予定)として自動でコピーする方法を紹介します。


〈目次〉


機能

  • Evernoteのノートのタイトルや本文を、Googleカレンダーのイベントのタイトルや内容に引き継ぐことができます。
  • Evernoteのリマインダーの指定時刻が、Googleカレンダーでの各イベントの開始時刻として自動で引き継がれます。
  • Zapierというウェブサービスを使いますが、Zapierの無料版を使う場合は、イベントのコピー回数の上限は1ヶ月に100回です。
  • Googleカレンダーで通知が行われる時刻は、Googleカレンダーでのデフォルトの設定時刻(イベントの○分前とか、イベントの時刻ちょうど等)が指定されます。

準備

  • Zapierのアカウントが必要です。アカウントの作成と使用は無料です。Zapierの有料版を使う必要はありません。
  • Evernoteのアカウントも、無料版でかまいません。

設定の手順

〈1〉リマインダーを設定したノートを、Evernoteにあらかじめ1個作っておきます。既存のノートにリマインダーを設定するのでもよいかもしれません。

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ここでは、例として2017-05-01の10:00という日付のリマインダーを設定したノートをEvernoteに作っておきました。ノートのタイトルと本文には“test”と書いておきます。

〈2〉Zapierのアカウントを作成したあとでhttps://zapier.com/app/editor/template/1313をウェブブラウザで開きます。これはZapierのテンプレートです。これを自分のEvernoteGoogleカレンダーに適用するという流れになります。

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画面下の“Create this Zap”をクリック。すると、画面が変わります。

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“New Reminder”にチェックが入っているのを確認し、“Continue”をクリック。すると、画面が変わります。

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ここで自分のEvernoteのアカウントとZapierを連携させます。この連携の手順の説明は割愛しますが、Zapierの指示通りに操作すれば上記の画像のように自分のEvernoteのアカウントが選択された状態になります。

“Save +Continue”をクリック。すると、画面が変わります。

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GoogleカレンダーにコピーするEvernoteのリマインダーを、Evernoteの特定のノートブックに含まれるものだけに限定する必要がないときは、“Continue”をクリック。→下記〈3〉に進む。

特定のノートブックに含まれるリマインダーだけをコピーしたい場合は、ここで“Show advanced option”を押します。すると、ノートブックを選択する欄が出てくるので、Googleカレンダーへのコピーの対象とするリマインダーが属するノートブックを選びます。

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“Continue”をクリックすると、画面が変わります。

〈3〉自分のEvernoteに存在しているリマインダーをZapierが読み込めるかどうかのテストが行われます。この時点で自分のEvernoteに、少なくとも1個のリマインダーが存在している必要があります。

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“Fetch & Continue”を押すとテストが行われ、画面が変わります。

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ZapierがEvernoteのリマインダーを読み込むことができれば、上記のような画面になります。

“Continue”を押すと、画面が変わります。

〈4〉続いて、Googleカレンダーに関する設定が始まります。

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“Create Detailed Event”にチェックが入っていることを確認し、“Continue”をクリック。すると、画面が変わります。

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ここで、Zapierと自分のGoogleカレンダーを連携させます。この部分の説明は割愛しますが、Zapierの指示通りに操作すれば、上記の画像のように自分のGoogleカレンダーのアカウントが選択された状態になります。

“Save + Continue”を押すと画面が変わります。

〈5〉Googleカレンダーのイベント(予定)として入力される内容を指定する画面になります。

下記の画像のように入力欄が出てきます。各欄の右端のアイコンを押すと、入力候補が出てきます。

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各欄に、次のように入力していきます。

  • Calendar:Evernoteからのコピー先となるカレンダーを指定します。上記の画像では空欄になっていますが、この欄を空欄にしてはいけません
  • Start Date & Time:Googleカレンダーにおけるイベントの開始時刻です。上記のように“AttributeReminderTime”と入力すれば、Evernoteのリマインダーとして設定した時刻がそのままGoogleカレンダーでのイベントの開始時刻として指定されます。この欄は空欄にはできません。
  • End Date & Time:Googleカレンダーにおけるイベントの終了時刻です。この欄は空欄にはできないので、上記のとおり“AttributeReminderTime”と入力してあります。従って、このままだとイベントの開始時刻と終了時刻が同じになります。終了時刻を具体的に指定したい場合は、Googleカレンダーへのイベントのコピーが済んだ後で、Googleカレンダーを操作して個別に指定する必要があります。
  • Summary:Googleカレンダーでのイベントのタイトルです。上記のように“Step1 Title”と入力すれば、Evernoteにおいてリマインダーを設定したノートのタイトルがそのまま、Googleカレンダーでのイベントのタイトルとして引き継がれます。
  • Description:Googleカレンダーでのイベントの「詳細」の欄に記入される内容です。下記のように“Content No HTML”と入力すると、Evernoteにおいてリマインダーを設定したノートの本文が、Googleカレンダーのイベントの「詳細」欄にコピーされます。

以下、“Location”以降の10個の入力欄は下記のように入力(または空欄に)していますが、入力内容はすべてデフォルトのままです。これらの入力欄についての説明は割愛します。

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入力し終えたら“Continue”をクリック。画面が変わります。

〈6〉Googleカレンダーへの書き込みのテストが行われます。

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画面下の“Continue”をクリック。

正しく動作すれば、下記のような画面になります。

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“Finish”をクリックすると、画面が変わります。

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この画面になったら、設定は完了です。

以降は、Evernoteでリマインダーを設定するたびに、その時刻を開始時刻とするイベントがGoogleカレンダーに自動で作成されます。イベントのタイトルにはEvernoteのノートのタイトルが引き継がれ、イベントの詳細欄にはEvernoteのノートの本文が記入されます。

Evernoteのノートにリマインダーを設定してから、それがGoogleカレンダーのイベントとしてコピーされるまでのタイムラグは、最大で15分くらいのようです。

Googleカレンダーでの表示例と通知

上述の〈1〉で、2017-05-01の10:00という時刻のリマインダーをEvernoteに作っておきましたが、これがGoogleカレンダーにコピーされた後でGoogleカレンダーを開いてみると、このように表示されています。

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Android版のアプリで開いた画面)

Evernoteのノートのタイトルと本文には、それぞれ“test”と記入しておきましたが、それがそのままイベントのタイトルと「詳細」として引き継がれています。リマインダーの設定時刻はイベントの開始時刻として引き継がれています。

イベントの開始時刻を知らせる通知も時間どおりに来ます。通知の種類やタイミングは、Googleカレンダーで設定したものが採用されています。上述の〈5〉の入力欄の内容を変えれば、通知の種類や時刻をZapierで変更できるかもしれません。

Googleカレンダーへのコピーを止める / 再開する

Zapierにログインした状態で https://zapier.com/app/dashboard をウェブブラウザで開き、画面上部の“Zaps”をクリックすると、上述の〈6〉までの行程で作成されたZapierの設定が下記のように表示されています。

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タイトルの下にある緑色のスライド式スイッチを左に動かしてOFFにすると、EvernoteからGoogleカレンダーへのコピーが止まります。コピーを再開したいときは、このスイッチを再び右に動かしてONにします。

【Android / iOS】返信(リプライ)で繋がった複数のツイートを1つにまとめてEvernoteに保存する方法

Android版のTwitter公式アプリを使って解説します。iOS版の公式アプリや、公式アプリ以外のアプリでも概ね同じ方法でEvernoteへの保存ができると思います*1。ウェブブラウザからの保存も勿論できます。

ここでは、例として永井均さんの2017年3月12日 23:44のツイートを取り上げます。このツイートは、返信で繋がった10個のツイートのうちの6番目にあたりますので、このツイートをEvernoteに保存することで10個全部がまとめて保存されればよいことになります。

Twitterの公式アプリでこのツイートを開き、

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ツイートの右上にある という形のアイコンを押します*2*3

すると、四角いポップアップが現れるので、その中の「その他の方法でツイートを共有」を押します。

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すると、共有先を選ぶ画面が現れるので、その中から「Evernote」を選択。*4

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すると、Evernoteのアイコンと「記事全体を保存中」という文字が画面の下の方に出てくるので、それが消えるまで待ちます。

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なお、この丸いアイコンが消えるのが早いときは、Evernoteへの保存が成功していないかもしれません。

Evernoteのアイコンと「記事全体を保存中」という文字が消えたら、Evernoteを開きます。

Evernoteの「最近更新したノート」を表示した画面の先頭に、下記のようにツイートが保存されているはずです。ただし、保存の完了まで数分以上かかる場合もあるでしょう。

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このノートを開いてみます。ノートのタイトルには、保存の対象としたツイートの内容が含まれています。ここで保存の対象としたツイートは、返信で繋がった10個のツイートの6番目でしたので、このノートの本文には、この10個のツイートの1番目から順にツイートの内容が保存されています。

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なお、保存の対象として選んだツイート(ここでは10個中の6番目のもの)のみは大きなフォントで保存されます。

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以下、末尾(10番目)まで保存されていました。

この記事では、返信で繋がった複数のツイートの途中にあたるツイートを保存対象として選びましたが、先頭や末尾のツイートを保存対象として選ぶことももちろん可能です。

*1:Twitterの公式アプリ以外では、例えばbeeter for Twitterであれば、公式アプリからEvernoteへ取り込んだのと殆ど同じ外見で取り込むことができます。

*2:ツイートをPCのウェブブラウザで開いている場合なら、ここで「Evernoteウェブクリッパー」を起動することになるでしょう。その後の操作は、AndroidiOSを利用している場合とは異なります。

*3:ツイートをAndroidiOSのウェブブラウザで開いている場合は、ここでウェブブラウザの共有メニューから「Evernote」を選択します。

*4:ここで「Evernote」を選択するためには、AndroidiOS端末にEvernoteのアプリがインストールされている必要があります。