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Google日本語入力の「辞書ツール」に登録した単語をGboardの「単語リスト」にインポートする方法

Google日本語入力の「辞書ツール」は、いわゆるユーザー辞書です。Gboard(Android版 / iOS版)においてそれに相当する機能は「単語リスト」という名前になっています。
Google日本語入力の「辞書ツール=ユーザー辞書」に登録した単語(とその読み仮名)を、Gboardの「単語リスト=ユーザー辞書」にインポートする方法を紹介します。

なお、エクスポート元とインポート先をそれとは逆にした場合の手順は、下記の記事で紹介しています。


〈目次〉


必要なもの

  • テキストファイルの内容を置換できるアプリ(置換機能があるテキストエディタなど)
    • デスクトップPCで表計算ソフトを利用できれば便利です(単語数が多い場合は特に)。
  • ZIPファイルの解凍と圧縮をできるアプリ

手順

Google日本語入力の「辞書ツール」の内容のエクスポート

Google 日本語入力」のアプリを起動すると「Google 日本語入力設定」の画面が開きます。この中の「辞書ツール」をタップ。*1*2

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次の画面で、右上の︙のアイコンをタップし、「現在の辞書をエクスポート」をタップして、任意のフォルダに保存する操作をすると、拡張子が.zipのファイルが保存されます(ファイル名はおそらくexport_temp_(数字の羅列).zipとなっている)。*3

f:id:ichbin:20200826210113j:plain:w400

エクスポートしたファイルの内容を置換しZIP圧縮して端末に送る

上述の手順で保存されたZIPファイルを解凍すると、拡張子が.txtのファイル(おそらくファイル名はexport.txt)が現れます。これをテキストエディタなどで開きます。*4

ファイル内容はこのようになっていると思います。

f:id:ichbin:20200826205130p:plain

各行に〈読み仮名・単語・品詞・コメント〉という順番で1組ずつ文字列が並んでおり、各文字列の間はタブ1個で区切られています(「コメント」は記入されていない場合もあります)。

この各行の〈品詞〉の部分をja-JPと置換し、それより後ろの部分(タブ1個とコメント)をすべて除去します。

例えば、置換前がこのような状態であれば、

dy  Dynalist    名詞  アウトライナーの名前
sc  Scrapbox    名詞  Wikiツールの名前
ありく   歩く  動詞

下記のように置換します。

dy  Dynalist    ja-JP
sc  Scrapbox    ja-JP
ありく   歩く  ja-JP

なお、この(置換前の)テキストファイルの拡張子を.csvとしたうえで表計算ソフトで開けば、各行のタブは表計算ソフトでの「列の区切り」として解釈されるので、〈品詞〉と〈コメント〉を一括して置換・除去する操作がラクに行えます。

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(品詞の列にja-JPを貼り付け、コメントの列を削除するだけで済む)

上述の置換・除去をし終えたら、このテキストファイルをUTF-8文字コードで保存します。拡張子は.txtとします。
表計算ソフトで編集した場合は、CSV形式(セルの区切り記号は「タブ」を選択)で保存したあとで、ファイルの拡張子を.txtに変更します。

このテキストファイルをZIP形式で圧縮したうえで、Gboardを使いたい端末(Android端末かiOS端末でしょう)にこのZIPファイルを保存します。

Gboardへのインポート

Gboardの設定画面を開きます。Gboardをインストールしてある端末において、ふだん使用するキーボードとしてGboardを選んだうえで、文字を入力する状態にします。キーボードの上部にある歯車のアイコンをタップすると、設定画面が開きます。*5

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(歯車アイコンがもしなければ、左端の白いアイコンをタップして表示させる)

Gboardの設定画面の中にある「単語リスト」をタップ。

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次の画面で「単語リスト」をタップ。

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次の画面で「日本語」をタップ。

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次の画面で、右上の︙のアイコンをタップし、「インポート」をタップ。

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インポートするファイルを選択する画面が開くので、上述の工程で端末に保存したZIPファイルをここで選択すると、インポートが完了します。
インポートが正しくできれば「インポートが完了しました」というメッセージが画面上に出るはずです。

*1:iOS端末/Android端末の場合は、ふだん使うキーボードとして「Google日本語入力」を選択したうえで、文字を入力するモードになったときにキーボードの上部に表示される歯車のアイコンをタップすることで「Google 日本語入力設定」の画面を開くことも可能です。

*2:Windows PCの場合はタスクバーに表示されている「あ / A」のアイコンを右クリックして表示されるメニューから「辞書ツール」が開けます。

*3:Windows PCの場合は、「辞書ツール」のウィンドウ左上の「管理」メニューからエクスポートの操作をします。

*4:文字コードUTF-8です。

*5:端末の設定画面の中で「文字入力」などを設定するメニューからも、Gbordの設定画面を開くことができるだろうと思います。例えばHuaweiAndroid端末でEMUIのバージョンが9.1.0であれば、設定画面→「システム」→「言語と文字入力」のところからGboardのメニューを開けます。