クリップボードマネージャには、最低限これくらいの機能が欲しい、というものがあります。私見では、それはこちらの5点です。
- GUIが使える。
- クリップボード履歴をホットキーで開ける。
- クリップボード履歴はマウスカーソルの位置またはその近辺に表示される。
- クリップボード履歴の中で選択すると即座に貼り付けされる。
- クリップボード履歴の中での選択を、数字キーでできる。
筆者の知る限り、これを満たすLinux用のクリップボードマネージャはClipitとParcelliteの2つです。*1*2
また、独立したクリップボードマネージャではありませんが、Fcitxのアドオンも上掲の5条件を満たす機能を持っています。
Fcitxの設定画面の「アドオン」のタブで“Clipboard"を選択して「設定」ボタンを押すと、クリップボードの保存件数やホットキーを指定するウィンドウが開きます。
(Fcitxの設定画面)
(アドオンの設定画面)
上掲の5条件のうち、数字キーでの選択のみができないソフトとしてはDiodonがあります。