小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

Linux版のSpotifyアプリでローカルファイルが再生できないときの対処法

ArchWikiによると、Linux版のSpotifyアプリでローカルファイルを再生するためにはffmpeg-compat-54をインストールしておく必要があるとのことですが、このffmpeg-compat-54がインストール済みであってもなお、インポート済みのローカルファイルが再生できず、アプリの最上部に「このコンテンツは現在再生できません。パソコン上にこのファイルがある場合、インポートすることができます。」というエラーメッセージが出る場合があります。

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(表示されるエラーメッセージ)

この場合の対処法がThe Spotify Communityに投稿されていましたので、紹介します。

インストール済みのffmpeg-compat-54を削除し、ffmpeg-compat-57をインストールする。

筆者のローカルファイルはこれで再生できるようになりました。

記事にするほどでもない小技集(8)


〈目次〉


HuaweiAndroid端末で自動起動すべきアプリが起動しない場合のチェックポイント

設定画面→電池→アプリ起動と進んだところにある「アプリ起動」の画面で、「自動的に管理」がオンになっているアプリは、自動で起動しない場合があるようです。

それらのアプリを自動で起動させるようにするためには、その画面で各々のアプリの右側にあるスイッチをオフにし、画面の下からポップアップしてくる「手動で管理」というメニューの中にある「自動起動」をオンにしておきます。

Pocketで複数のページを一括選択する際のコツ

Pocketに保存されている複数のページを一括で選択する際に、選択対象にするページをマウスでクリックしていくのではなく、キーで選択していくほうが、人によってはラクかもしれません。

最初の1個をマウスで選択したあとは、Tabキーを2回押せば、リスト内の次のページに移動でき(ただしタグ付きの場合は2回以上押す必要があります)、Enterキーを押せば「選択」が実行できます。

従って、基本的には、〈Tabキー2回+Enterキー1回〉を繰り返していけば、複数のページをキー操作のみで選択していくことができます。

Android端末でGoogle Playストアの「マイアプリ&ゲーム」の画面をワンタッチで開く方法(Nova Launcher使用時)

Google Playストアの「マイアプリ&ゲーム」の画面というのは、インストールしてあるアプリのアップデートの有無が表示される画面のことです。


(「マイアプリ&ゲーム」の画面の例)

Android端末にNova Launcherをインストールして起動している状態で、ホーム画面上やドロワー内でGoogle Playストアのアプリのアイコンを長押しすると、「マイアプリ」というアイコンが現れます。このアイコンをタップすると、Google Playストアの「マイアプリ&ゲーム」の画面がすぐ開きます。

また、このアイコン自体をホーム画面に置くことができます。上述のようにGoogle Playストアのアイコンを長押しして表示された「マイアプリ」のアイコンを指で押しながら動かし、ホーム画面の適当なところに置いて指を離せば、そこにアイコンができます。

はてなブログの記事末尾の脚注が表示される位置に〈脚注〉という見出しを自動で付ける方法

適用すると、ブログ内の全ての記事でこのように見出しが付きます。

f:id:ichbin:20190510114730p:plain

はてなブログの「デザイン設定」の画面の「デザインCSS」の欄に、下記のように記入し、「変更を保存する」をクリックします。

div.footnote:before{content:"〈脚注〉"}

Linuxのウェブブラウザで再生中の動画や音声の再生・一時停止をショートカットキーで操作する方法

デスクトップ環境にCinnamonを使用し、再生や一時停止をするためのショートカットキーを予め設定したうえで、ChromiumまたはVivaldiで動画や音声(例えばYouTubeの動画や、Anchorのポッドキャストなど)を再生すると、再生や一時停止の操作をそれらのショートカットキーから実行できます。

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(Cinnamonのショートカットキーを設定する画面。「システム設計」→「キーボード」と進むとこの画面になります。)

gThumbで複数の画像のサイズを一括して変更する方法

Linux用のソフトであるgThumbで、複数の画像のサイズを一括して変更する方法を紹介します。

サイズを変更したい画像が入っているフォルダの中身をgThumbで表示し、サイズ変更の対象にしたいファイルをマウスで選択します。

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その状態で、ウィンドウの右上のほうにある「ツール」ボタン(レンチのアイコン)をクリックし、そこに表示されたメニューの中の「Resize images...」をクリック。

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すると、「画像の寸法の変更」というウィンドウが表示されます。

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変更後のサイズは、ピクセル数またはパーセントで指定できます。
「Execute」をクリックすると、サイズ変更が実行されます。

Linuxでisoファイルを再生できるソフト

Firefoxのホームページを「Firefox ホーム」に指定しても他のページがホームページになってしまう場合の対処法

Firefox ホーム」というのは、Firefoxのホームページを指定する設定画面で「既定」となっているページのことで、ウェブ検索のフォームや「ハイライト」や「トップサイト」などを表示できるページのことです。


(ウェブ検索のフォームのみを表示した状態の「Firefoxホーム」)

設定画面でその「Firefoxホーム」をホームページに指定しておいても、それが有効にならず、他のページがホームページとして開かれてしまう場合があります。その場合の対処方法として、Firefoxの設定画面から対処する方法と、設定ファイルを書き換える方法という2通りがあります。

Firefoxの設定画面から対処する方法

Firefoxの設定画面の「ホーム」のところで、「ホームページと新しいウィンドウ」として「カスタムURL」を選択し、その下の入力欄にabout:homeと入力。

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新しいタブを開いた際にも「Firefoxホーム」を表示したい場合は、上掲の画像で「新しいタブ」のところを「Firefox ホーム(既定)」と指定します。

設定ファイルを書き換える方法

この方法はManjaro Linuxフォーラムに紹介されていたものです。Manjaro Linux以外のディストリビューションやOSでも有効かどうかは分かりません。

テキストエディタ/usr/lib/firefox/distribution/distribution.iniというファイルを管理者権限で開き、そのファイルの中にある下記の"https://manjaro.org/"の部分を、"about:home"に書き換えて上書き保存。そしてFirefoxを再起動。

[LocalizablePreferences]
browser.startup.homepage="https://manjaro.org/"

Scrapboxで特定のキーワードを除外した検索をする方法

除外したいキーワードの直前に半角ハイフンを付けたものを、ページ上部の検索ボックスに入力して検索。例えばhogeを除外したいなら-hogeと入力する。

ただし、入力したキーワードの全てに半角ハイフンを付けている場合(=除外したいキーワードのみしか入力していない場合)は、それ自体を検索対象として検索する仕様のようです(参照)。従って、例えば-hogeとだけ入力して検索した場合は、"-hoge"というワードそのものが検索対象となります。半角ハイフンを付けて入力するキーワードが複数である場合も、同様です。

Scrapboxでページの先頭までスクロールするボタンを設置するUserScript

ページ右側のメニューの一番下にボタンができ、それをクリックするとページの先頭までスクロールされます。

f:id:ichbin:20190716214955p:plain

スクリプト「倉下忠憲の発想工房」さんのスクリプトの改造です)

code:script.js
 scrapbox.PageMenu.addMenu({
     title: '先頭',
     image:'https://gyazo.com/1986e477a22e8f3180331f8b0a10c00c/raw', 
     onClick: () => {
         $("html,body").animate({scrollTop:$('.navbar').offset().top});
     }
 })

image:○○のところを変えればアイコンの画像が変わります。

*1:EMUI 9.1 における「アプリ起動」の画面上部には「『自動的に管理』を有効にすると、消費電力を節約するため、特定の状況において一部のアプリの起動が回避されます」という説明書きがあります。

gnome-screenshotで撮ったスクリーンショットの保存先フォルダを変更する方法

GNOMEにデフォルトで搭載されているgnome-screenshotというソフトで撮ったスクリーンショットの保存先フォルダを変更する方法として、dconfエディターをいじる方法(下記の方法1)がありますが、それだけでは正しく変更されない場合があるようですので、その解決法(方法2)もあわせて紹介します。こちらの記事の抄訳です。

方法1:dconfエディターの設定を変える翻訳元

dconf-editorをインストールし、orggnomegnome-screenshotauto-save-directoryと進み、

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Use default valueのスイッチをオフにして、Custom valueのところに、保存先として指定したいフォルダのパスを記入します。

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方法2:Gnome Shell ExtensionのScreenshot locationsを使用翻訳元

方法2は、デスクトップ環境がGNOMEの場合にのみ使えます。

GNOME Shell ExtensionのScreenshot Locationsをインストール。 GNOMETweaksを起動し、サイドバーの「拡張機能」のところをクリックし、Screenshot locationsの右側にあるスイッチをオンにしたうえで、その隣にある歯車のアイコンをクリック。

f:id:ichbin:20190109082122p:plain

スクリーンショットの保存先フォルダを指定するウィンドウが開くので、上述のdconfエディターに入力したのと同じパスを入力してSaveをクリック。これで完了です。

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記事にするほどでもない小技集(6)


〈目次〉


TwitterのタイムラインにGIFアニメーションが含まれているときにChromeの動作が遅くなる問題の対処法

Chromeのアドレスバーにchrome://flagsと入力して開く画面にて、下記の画像のように“Override software rendering list”の項目を“Enabled”にしてChromeを再起動すると、解決します。Twitter以外のサイトでも、同様に改善するものと思います。

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ただし、この画像にも“WARNING”とあるように、この画面内の機能を利用するうえでの注意書きが示されていますので、ご留意ください。

Manjaro Linuxの起動時にcrondを自動で起動させる方法

こちらWikiこちらのフォーラムによると、端末で

sudo systemctl enable cronie.service

と実行すると、次回のLinuxの起動時以降から、crondが自動で起動するようになります。

uGetで動画のURLをクリップボードにコピーしても自動ダウンロードさせないための設定方法

設定画面の「クリップボード」の項目で、Monitor URL of webisteのチェックを外す。

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Easystrokeでマウスの軌跡の背景に黒い四角形が描かれてしまう場合の対処法

LinuxマウスジェスチャソフトのEasystrokeでマウスの軌跡を描いたときに、軌跡の背景に大きな黒い四角形が描かれることがあるようです。

この問題の対処法はこちらに解説されていますが、それを実行しなくても、Easystrokeの設定画面のMethod to show gesturesのところの選択欄で他の選択肢を選ぶだけで解決するかもしれません。筆者のManjaro LinuxGNOME Edition, 18.0.2)では、XShapeを選ぶと解決しました。*1

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Mozcのプロパティ(設定画面)をマウスを使わずに開く方法

Mozcのプロパティとは、こちらの画面です。

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コマンドライン/usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialogと実行すれば、この画面が開きます。
その他の画面の開き方についてはこちらを参照。

Windowsへのログイン時にSyncthingを自動起動し、かつコンソール画面やブラウザでの設定画面を出さない方法

Syncthing CoreをインストールしているWindowsにおいて、Windowsへのログイン時にSyncthingを自動起動し、かつコンソール画面やブラウザでの設定画面を出さない方法は、こちらのページの“Start on Login”の節に書かれています。

2.18. Starting Syncthing Automatically — Syncthing v1 documentation

内容をかいつまんで訳すと次のとおりです。

  1. syncthing.exeが置いてあるフォルダにて、syncthing.batというファイル名のファイルを作る。
  2. syncthing.batテキストエディタで開き、start "Syncthing" syncthing.exe -no-console -no-browserと記入して保存する。
  3. syncthing.batのショートカットを作り、これを、Windowsのスタートメニューの中の「スタートアップ」のところに入れる。

次回のログイン以降に、自動起動するようになります。

Linuxのuser-dirs.dirsでフォルダを変更しても再ログイン時に反映されないときのチェックポイント

Linux~/.config/user-dirs.dirsを編集してフォルダを変更しても、以降のログイン時にそれが反映されない場合は、そのフォルダがあるパーティションを起動時に自動でマウントする設定になっていないことが原因かもしれません。

パーティションを起動時に自動でマウントするかしないかを設定するソフトとしてはgnome-disksgnome-disk-utility)が便利です。

gnome-disksを起動し、パーティションをマウスで選択したうえで、歯車のアイコンのあるボタンを押し、「マウントオプションの編集」をクリック。

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次の画面で、“User Session Defaults”のところのスイッチを左に動かしたうえで、“Mount at system startup”と“ユーザーインターフェースに表示する”にチェックを入れ、OKボタンを押します。

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これで、このパーティションLinuxの起動時に自動でマウントされるようになります。

feedlyAndroid版)を旧バージョンのUIで使う方法

2018年12月7日頃のアップデートで、feedlyのアプリのUIが大きく変わりましたが、Feedly Classicを使えば、従来のUIを利用できます。無料アカウントのままでPocketへの保存もできるようです。

Kindleアプリでハイライトした部分をエクスポートすると2〜3字不足しているときの、とりあえずの対処法

Kindleのアプリでハイライトした箇所は「Kindle: メモとハイライト」にて読むことができますが、それぞれのハイライト箇所の末尾の2〜3文字がそこに含まれないというバグがあります。*2

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Kindleアプリでは文末の「せしなり。」までハイライトしていますが、

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Kindle: メモとハイライト」のページ上で読むと、末尾のところが3文字足りません。

この問題に対する根本的な解決法は分かりませんが、対症療法としては、ハイライトする部分の末尾側を2〜3文字長くハイライトすることで対処できます。ただし、その長くした部分に改行が存在していると、効果がないようです。

DynalistのLinux版アプリでZoom in / Zoom outのショートカットキーが機能しないときの対処法

Dynalistのデフォルトのショートカットキーとしては、ズームインはCtrl+]であり、ズームアウトはCtrl+[ですが、
Linux版のアプリを日本語キーボードで使っている場合には、Ctrl+[でズームインし、Ctrl+@でズームアウトする場合があります。

*1:“None”を選んでも解決しますが、軌跡が描かれなくなります。

*2:筆者のAndroid版のKindleアプリでは、2年以上これが直っていないと思います。