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【Android版】Rakuten UN-LIMIT VのnanoSIMをeSIMに切り替える手順

楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Vの契約後、Rakuten UN-LIMIT Vの物理SIM(nanoSIM)をeSIMに切り替える(=交換する)手続きをしてみたので、その手順を記録しておきます。
2021年2月10日にAndroid端末(AQUOS Sense4 lite)で実行したものです。
全体の所要時間は数分間です。


〈目次〉


必要なもの

  • eSIMを使いたい端末が、Wi-Fi経由でインターネットに接続できること。

手順

Rakuten UN-LIMIT VのnanoSIMを挿入しているAndroid端末において、アプリ「my楽天モバイル」を起動し、画面最下段の中央にある「契約プラン」をタップすると、画面上部に「各種手続き」というリンクが現れるので、これをタップ。

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「各種手続き」という画面に変わるので、「SIM交換」をタップ。

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「SIM交換・再発行」という画面に変わるので、「その他」および「eSIM」を選択し、「再発行を申請する」をタップ。

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「お申込み内容の確認」という画面に変わるので、内容に間違いなければ「確定する」をタップ。

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すると、画面上部に「SIMの交換を申請しました」および「確認メールを送信しました」というメッセージが出ます。

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すぐに楽天モバイルからメールが2通届きます(メールの送信先アドレスは楽天モバイルの「契約者情報」のところで「連絡先情報」として登録しているアドレス)。
1通目のメールは「[楽天モバイル] SIMカード再発行受付完了のお知らせ」というものです。
2通目のメールは「[楽天モバイル] eSIMプロファイル ダウンロードのお願い」というもので、これ以降の手順が書かれています(下記)。

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この手順に従って次のように操作します。

eSIMを使いたい端末において、アプリ「my楽天モバイル」を起動し、画面右上の「≡」のアイコンをタップして開くメニューの中の「申し込み履歴」をタップ。

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「申し込み履歴」という画面に変わります。その一番上に表示されている申込番号のものが、今回の手続き(nanoSIMをeSIMに切り替えること)に該当するものでしょうから、これをタップ。

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(#の右に申込番号がある)

次の画面で、中央の「開通手続きへ進む」をタップ。

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Wi-Fi経由でSIMをダウンロード」というメッセージが出るので、「OK」をタップ。

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数十秒ほど経つと、画面上部に「開通手続きが完了しました」というメッセージが出ます。

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nanoSIMをeSIMに切り替える行程はこれで完了のようです。
従来まで使ってきたRakuten UN-LIMIT VのnanoSIMカードを、この端末のSIMカードトレイから取り外しても、端末の設定画面の「モバイルネットワーク」のところに「Rakuten」との記載があります。

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なお、この直後に、楽天またはGoogleと思われる送信元から、この端末へSMSが2通届きました。

1通目のSMSは文字化けしており、判読不能でした。

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2通目のSMSは、Googleのサイト内のヘルプページである「Android スマートフォンの電話番号の確認手続きを行う」というページへ誘導するものでした。

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これに関して、私の場合は特に何らかの操作をする必要はないようでした。

以上です。

nanoSIMカードの返送

楽天モバイルのFAQによれば、eSIMに切り替えた後のnanoSIMカードは、返送する必要があるそうです。

[質問9] nanoSIMカードからeSIMに交換した場合、もともと持っていたnanoSIMカードはどのようにすればよいですか。
[回答9] 新しく届きましたSIMをご自身の機種に設定した後、ご返送をお願いいたします。なお、その際の送料はお客様にご負担いただいておりますので、あらかじめご了承ください。
■返送先
〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイルRSIM回収係

[rakuten:rakutenmobile-store:10000390:detail]

AQUOS Sense4 liteの「アシスタントキー」を押してもGoogleアシスタントが起動しないようにする方法

AQUOS Sense4 liteは、本体の右上のところ(電源ボタンと音量ボタンの間)に「アシスタントキー」というボタンがあり、それを押すと、デフォルトではGoogleアシスタントが起動するようになっています。
このボタンを無効にする方法(押してもGoogleアシスタントが起動しないようにする方法)を紹介します。下記の2通りの方法があります。
AQUOS Sense4, AQUOS Sense4 basic, AQUOS Sense4 plusでも、おそらく適用できると思います。*1


〈目次〉


注意点

  • 筆者のAQUOS Sense4 liteのAndroidバージョンは11です。他のバージョンだと、この記事で紹介している手順が適用できない場合があるかもしれません。*2

方法1:アシスタントキーを無効とし、ホームボタンの長押しも無効とする

Googleアシスタントの挙動は次のようになります。

  • アシスタントキーを押しても起動しなくなる。
  • ホームボタンの長押しでも起動しなくなる。
    ※ホームボタンとは、画面の最下段の中央に表示できる「●」の形のボタンのことです。ホームボタンの長押しは、指紋センサーの長押しとは異なります。*3
    f:id:ichbin:20210921213548p:plain:w400
    (ホームボタン)

設定の手順

AQUOS Sense4 liteの設定画面を開き、「アプリと通知」→「デフォルトのアプリ」→「デジタルアシスタントアプリ」と進みます。

すると、画面上部に「デフォルトのデジタルアシスタント アプリ」と書いてあり、そこにGoogleのアイコンがあるので、そこをタップ。

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次の画面で、「なし」を選択します。

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以上です。

デフォルトに戻す方法

アシスタントキーを押したり、ホームボタンを長押ししたりすればGoogleアシスタントが起動するというデフォルトの状態に戻すには、上述の画面で、「なし」ではなく「Google」を選びます。

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さらに、AQUOS Sense4 liteの設定画面から「AQUOS便利機能」→「アシスタントキー」と進み、一番下の「アシスタントアプリ」と書いてあるところの右側にあるスライド式スイッチをがオンにします。

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方法2:アシスタントキーを無効とし、ホームボタンの長押しは有効とする

Googleアシスタントの挙動は次のようになります。

  • アシスタントキーを押しても起動しなくなる。
  • ホームボタンを長押しすれば起動する。
    ※ホームボタンとは、画面の最下段の中央に表示できる「●」の形のボタンのことです。ホームボタンの長押しは、指紋センサーの長押しとは異なります。*4
    f:id:ichbin:20210921213548p:plain:w400
    (ホームボタン)

設定の手順

AQUOS Sense4 liteの設定画面を開き、「AQUOS便利機能」→「アシスタントキー」と進み、一番下の「アシスタントアプリ」と書いてあるところの右側にあるスライド式スイッチをオフにする。

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次に、AQUOS Sense4 liteの設定画面にて「アプリと通知」→「デフォルトのアプリ」→「デジタルアシスタントアプリ」と進みます。

すると、画面上部に「デフォルトのデジタルアシスタント アプリ」と書いてあるところがあります。ここにGoogleのアイコンと「Google」という名前が表示されていれば、設定はこれで終わりです。

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もしそれが無ければ、「デフォルトのデジタルアシスタント アプリ」と書いてあるこの場所をタップし、次の画面で「Google」を選びます。

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以上です。

デフォルトに戻す方法

アシスタントキーを押したり、ホームボタンを長押ししたりすればGoogleアシスタントが起動するというデフォルトの状態に戻すには、上述の「AQUOS便利機能」の画面でオフにした右下隅のスライド式スイッチをオンに戻します。

[rakuten:rakutenmobile-store:10000390:detail]

*1:楽天モバイル版のSense3でも出来た、との声もあります

*2:AQUOS Sense4 liteでAndroidバージョンを確認するには、端末の設定画面→「デバイス情報」と進みます。

*3:画面の最下部に「●」のボタンを表示させるには、AQUOS Sense4 liteの設定画面から「システム」→「操作」→「システムナビゲーション」と進み、「3ボタン ナビゲーション」を選択します。なお、設定画面の「AQUOS便利機能」の中の「指紋センサー」の画面にて「ナビゲーションバーを隠す」がオンになっている場合は、「●」などのボタンを画面に表示させるためには画面下からのスワイプが必要になります。

*4:画面の最下部に「●」のボタンを表示させるには、AQUOS Sense4 liteの設定画面から「システム」→「操作」→「システムナビゲーション」と進み、「3ボタン ナビゲーション」を選択します。なお、設定画面の「AQUOS便利機能」の中の「指紋センサー」の画面にて「ナビゲーションバーを隠す」がオンになっている場合は、「●」などのボタンを画面に表示させるためには画面下からのスワイプが必要になります。

Chrome系ブラウザで比較的綺麗に文字を表示できるフォントの紹介(Noto Sans JP)

Chrome系ブラウザで文字が不鮮明だったり、文字の輪郭がギザギザして汚く見えたりする場合、フォントをNoto Sans JP(無料)に変更すれば、見やすくなるかもしれません。

比較

Windows版のGoogle Chromeにおける比較です。
文字の輪郭、特に曲線部分の滑らかさに違いがあるのが分かります(クリックで拡大)。

源真ゴシックP使用時(不鮮明な例)
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Noto Sans JP使用時
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Noto Sans JPのインストール方法

Windows10へのインストール方法を示します。

ブラウザでNoto Sans JP - Google Fontsにアクセスし、右上の“Download family”をクリックすると、“Noto_Sans_JP.zip”という名前のZIPファイルがダウンロードされます。

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このZIPファイルを解凍すると、拡張子が.otfのファイルが6個現れます。

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Windowsの設定画面を開き、検索フォームにfontなどと入力すると「フォント設定」という候補が現れるので、これをクリック。

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次の画面で、右上に「ドラッグ アンド ドロップしてフォントをインストールします」と書かれているエリアがあるので、ここに、上述のOTFファイル(拡張子が.otfのファイル)をドラッグアンドドロップします。

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以上です。

ブラウザにNoto Sans JPを適用する手順

Windows版のGoogle Chromeにおける手順を示します。

Google Chromeの設定画面にて、左のサイドバーの中の「デザイン」をクリックし、次に画面内の「フォントをカスタマイズ」をクリック。

次の画面で、「標準フォント」と「Sans Serifフォント」のところの選択欄にて“Noto Sans JP”を選択します。

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以上です。

Speed Wi-Fi HOME L01sとRakuten UN-LIMIT Vのパートナー回線との相性を調べる

Huawei製の据置型ルーターSpeed Wi-Fi HOME L01sに、Rakuten UN-LIMIT VSIMカードを挿して、パートナー回線(au回線)に接続できるか調べてみました。

結論から申しますと、接続できます。

設定

L01sの全般的な設定の仕方は、こちらの動画やブログ記事で詳しく解説されています。これらに倣いました(L01sとL01は同メーカーの別機種ですが、設定の仕方は流用できます)。
ただし、APNの設定(L01sの設定画面では「プロファイル設定」に相当する部分)については、後述のとおりに行いました。

APNの設定(プロファイル設定)

L01sの設定画面の「プロファイル設定」のページを開き、左下のほうにある「新規」のボタンを押します。

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右側の入力欄4つが空欄になるので、そこへ後述のように入力していきます。

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「プロファイル名」の欄には、自由に名前を入力します。
楽天モバイルのAPNは、公式サイトによればrakuten.jpです。これを、「APN(接続先情報)」の欄に記入します。
「ユーザー名」と「パスワード」は空欄のままにしました。
「認証タイプ」はCHAPのままとし、「IPタイプ」はIPv4 & IPv6のままとします。

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そのように記入したら、ページ下段中央にある「保存」ボタンを押します。

設定は以上です。

速度

2020年11月30日の14時台、四国地方の都市の郊外(パートナー回線エリア)における数値です。

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