小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

WorkFlowyの内容をAndroid端末でエクスポートする方法

WorkFlowyには、内容をテキスト形式などでエクスポート(書き出し)する機能が用意されていますが、この機能はブラウザでPC版のWorkflowyを開かないと利用できないようです。WorkFlowyのAndroid版公式アプリにもエクスポートの機能はありません。

AndroidアプリのHandyFlowyにはWorkflowyの内容をエクスポートする機能がありますから、これを使えばPCが手元にないとき(ブラウザがPC版のWorkflowyを開けないとき)でもエクスポートできます。

HandyFlowyをインストールして、HandyFlowyの画面からWorkFlowyにログインし、画面右上の「︙」をタップ。

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すると、画面の右からウィンドウがスライドして出てくるので、その中の“EXPORT TEXT”をタップ。

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すると、ポップアップが表示され、エクスポートするテキストのスタイルを訊ねられます。

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ここで選択したスタイルで整形されたテキストがクリップボードにコピーされるので、それをテキストエディタにペーストして完了です。

なお、この手順でエクスポートされるのは、上述の手順を始める時点でHandyFlowyの画面で開いていたWorkFlowyのツリー(階層)のうちの最上位の各項目と、第二階層以下のうち同画面でオープン(展開)していた階層までのようです。
ですから、例えば階層が五階層目まで存在していても、HandyFlowyで上述の操作を始める時点で展開しているのが三階層目までであれば、エクスポートされるのは三階層目までとなるようです。
その画面で全く展開していないツリーは、最上位の項目だけがエクスポートされます。

はてなブログをAndroid端末でも「よりマシ」に編集するための小技

Android版のはてなブログアプリは使いにくく、Google Play ストアでの評価も低い*1。ウェブブラウザでの編集画面と比べると、記事に対して設定できる項目が少ないですし、何より気になるのは編集画面に表示される原稿の文字組みが美しくなく、編集画面の縦スクロールがぎこちないこと。常用したいアプリとはとても言えません。

とはいえ、はてなブログAndroid端末のみで編集せざるを得ないときもあるので、そういうときでも「よりマシ」に編集できる小技を紹介します。


〈目次〉


概要

小技といっても要するに、自分の使いやすいテキストエディタで原稿を作り、出来上がった原稿をはてなブログアプリの編集画面にペーストしたりメールで投稿したりすれば、はてなブログアプリの編集画面の使いにくさを極力経験せずに済むという、ただそれだけの対症療法です。

必要な設定

その場合、記事の本文に対する装飾(太字、斜体、文字色変更など)や見出しの設置、リンクの設置、引用箇所の設定なども、はてなブログアプリの外で(テキストエディタで)済ませておいたほうがラクです(ただし画像の挿入は、後述するようにアプリの編集画面から行うほうがラクです)。そのためには、下記のような設定があらかじめ必要になります。

はてなブログで記事本文に対するそういった装飾などの指定をするためには、「はてな記法」とHTMLタグとMarkdownが使えます。この3つのうち、はてな記法とHTMLタグは機能が豊富です。それに比べてMarkdownで出来ることは非常に限られていますがMarkdownのみでも基本的なことはカバーできます。そして、はてな記法とHTMLタグとMarkdownを混ぜて使うことができます。

はてな記法やHTMLタグやMarkdownを使う場合は、あらかじめ、はてなブログアプリの設定画面(またはウェブブラウザ版のはてなブログの設定画面)で、はてなブログの「編集モード」を適切なものに選んでおきます。

はてなブログアプリの場合は、アプリの右上の「︙」の形のアイコンを押して開く設定画面の「編集モード」をタップすると、

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四角い画面がポップアップし、編集モードの選択を求められます。

Markdownを使わず「はてな記法」やHTMLタグを使う場合は、編集モードとして「はてな記法」と「Markdown」のどちらを選んでも構いません。

Markdownも混ぜて使う場合や、Markdownのみを使う場合は、「Markdown」を選びます。

「見たまま編集」という編集モードは、はてなブログアプリの編集画面を長時間使うことになるので避けます。

編集モードを選択したら、設定画面の左上の矢印「←」を押してメインの画面に戻ります。

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原稿の作成と投稿

原稿を書くためのテキストエディタとして筆者はQuickEdit Text Editorを使っています。はてなブログアプリの編集画面よりはよほど使いやすいエディタが他にも沢山あるでしょう。*2

出来上がった原稿をはてなブログアプリの編集画面にペーストして「公開する」ボタンを押すか、あるいはメールで投稿することで記事を公開します。

画像の挿入だけはアプリが便利

記事の本文中に画像を挿入したいときは、はてなブログアプリの編集画面のカメラの形のアイコンを押して挿入できます。自分のはてなフォトライフに画像がアップロードされ、その画像を本文に挿入するところまで自動でしてくれます。*3

*1:今日現在でGoogle Play ストアでの評価の平均値は5段階中の3.0で、最低点をつけている人が最も多い。

*2:Evernoteのノートに書いたものを取り込むという方法もあります。参照:https://habitmaker.hatenablog.com/entry/evernote-hatenablog

*3:Evernoteを利用すると画像の取り扱いがしやすいそうです。参照:https://habitmaker.hatenablog.com/entry/evernote-hatenablog

Android端末のGoogleアプリを、カーソルが検索フォームに入った状態で起動する方法

Android端末を使っているときに、検索をしようとしてGoogleアプリを起動すると、カーソルが検索フォームに入っていない状態でGoogleアプリが起動する場合があります。

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Googleアプリを起動した時点ではカーソルが検索フォームに入っていない)

この場合、わざわざ検索フォームをタップしてカーソルを検索フォームに入れるという余分な手間がかかります。この手間を解消する方法を紹介します。

Googleアプリのアイコンを長押しすると、「検索」という楕円形のリンクが表示されます。

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これをタップすると、検索フォームにカーソルが入った状態でGoogleアプリが起動します。

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なお、この「検索」というリンクを、ショートカットとして画面上に置くこともできます。

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「検索」を指でドラッグして画面上に配置すると、「検索」というアイコンができます。

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これをタップすれば、やはり検索フォームにカーソルが入った状態で起動します。

Androidのバージョンが古い場合の方法

アプリのショートカットを作れるアプリ「QuickShortcutMaker」で作ったショートカットをタップすることで、カーソルが検索フォームに入った状態のGoogleアプリを起動する、という方法が使えます。

QuickShortcutMakerAndroid端末にインストールして、同アプリを起動します。すると、すでにインストールされているアプリの一覧が名前順に並ぶので、

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その中から、「Googleアプリ」をタップ。すると、「Googleアプリ」のアイコンの下に、同じアイコンのリストが展開されます。

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このリストの中から、

com.google.android.googlequicksearchbox/com.google.android.apps.gsa.queryentry.QueryEntryActivity
という文字が添えてあるアイコンをタップします。リスト全体のなかでは中盤あたりにあるでしょう。

タップすると画面が切り替わります。

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この画面で「起動」と書いてあるところをタップすると、実際に作成したショートカットをタップした場合にどんな挙動が起こるかをテストできます。これをタップすると、

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このように画面の上部にGoogleアプリの検索フォームが現れ、そこにカーソルが入った状態になります。キーボードも同時に起動します。また、この画像には映っていませんが、直近の検索履歴も検索フォームの下に表示されます。

この検索フォームに「くさつおんせん」と入力してみます。検索フォームの下に検索候補が並びますので、検索語のサジェストも機能することが分かります。ここでは、「くさつおんせん」を草津温泉に漢字変換してEnterキーを押してみます。すると、Googleアプリでの「草津温泉」の検索結果が表示されます。

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このように、Googleアプリの起動から検索結果表示までの行程が機能することがテストできました。では端末の「戻る」ボタンを押してQuickShortcutMakerの画面に戻り、

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右下の「作成」をタップ。すると、Googleアプリのアイコンのショートカットが作成されています。

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(画面左上にあるアイコンが、ここまでの操作で作成されたショートカット)

このショートカットをタップすると、先ほどの動作テストと同じ挙動をします。つまり、カーソルが検索フォームに入った状態でGoogleアプリを起動することができます。

なお、ショートカットの名前とアイコンを変更したいときは、上述の「ショートカット編集」というタイトルの画面において、「タップして名前を変更」および「タップからアイコンを変更」のところから変更します。

記事にするほどでもない小技集(2)


〈目次〉


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Spotify Premium(有料版)をJCBデビットカードで利用する方法

まずPayPalのアカウントを作り、PayPalの支払い方法としてデビットカードを登録。

その後で、Spotify Premiumの登録画面にて、支払い方法としてPayPalを選択。

これだけです。

はてなブログの記事内に載っている「はてなフォトライフ」の画像に枠線を付ける方法

はてなフォトライフに置いている画像を、「はてな記法」で「はてなブログ」の記事に載せている場合に、その画像に枠線を付ける方法を紹介します。はてなブログiOSAndroidアプリで記事に画像を埋め込んだ場合も、これに当てはまるはずです。

はてなブログデザイン設定の画面の「カスタマイズ」タブ(レンチの形のアイコンをクリックして開く画面)にて、「デザインCSS」の欄に半角で下記の1行を書き加えて「変更を保存」をクリック。

div.entry-content img.hatena-fotolife{border:solid 1px #eee}

これだけで、全ての記事内の「はてなフォトライフ」の画像に枠線が付きます。ここでは線の太さを1px、色を"#eee"としていますが、この部分を書き換えれば太さや色は変えられます。

Android端末でGoogleにログインせずにGoogleAmazonYahoo!検索をする方法

AndroidアプリのFirefox Focusを使うと便利です。起動した時点では必ず非ログイン状態になっていますし、入力欄にカーソルが入った状態で起動します。そこに検索したいキーワードを入力してEnterをタップすればGoogle検索となります。設定画面で検索エンジンAmazon.cojp/Yahoo! JAPANに切り替えることができます。

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Androidのウェブブラウザ「Via」でブックマークを素早く開く方法

ホームページ中央に表示されているロゴをタップするとブックマークが開きます。

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Android端末でYouTubeの動画をバックグラウンド再生する方法

WebブラウザFirefoxまたはChromeを使って、YouTubeの動画ページをPCバージョンで表示すれば、その動画をバックグラウンド再生できます。

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再生中の動画のタイトルが通知の中に表示されます(画像はFirefoxの場合)。

Evernoteのアプリのデータが大きすぎる場合の対処方法(Android版)

Evernoteのアプリをアンインストールしてから再びインストールし、同じidでログイン。筆者の場合はこれで500MBくらい減らすことができた。

Google翻訳の「タップして翻訳」の機能で翻訳元の言語が正しく認識されない場合の対処法

「タップして翻訳」というのは、Google翻訳のアプリ版の機能で、スマートフォンなどの画面上で文字を選択して「コピー」または「切り取り」をすると、すぐに翻訳結果を表示してくれるというもの。

この機能を使ったとき、翻訳元である文字(語句や文)の言語が明らかに外国語であるのに、Google翻訳のアプリはそれを日本語として認識してしまう場合がある。例えば、"dog"を「タップして翻訳」機能に翻訳させてみると、"dog"を日本語として認識してしまう、という具合に。(日本語に"dog"は無いので、翻訳自体も成立しない)。

これを直すには、Google翻訳のアプリ版の設定画面から「タップして翻訳」→「優先言語」と進み、

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「よく翻訳する言語」の項目で、適切な外国語を選択する。

iOSのカメラロールから「編集」ボタンが消えてしまったときの対処法

iOSの「設定」メニューの「写真とカメラ」のコーナーで「自分のフォトストリーム」か「共有フォトストリーム」をオンにすると、カメラロールの「編集」ボタンが復活する。

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ただし、フォトストリームをオフにすると「編集」ボタンがカメラロールから再度消える可能性があるので、フォトストリームをオンにし続けておく必要があるかもしれない。