小技チョコレート

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ファイラのNautilusおよびnemoで「隠しファイル」でない特定のファイルやフォルダを表示しないようにする方法

Linux用ファイラのNautilusnemoで、「隠しファイル」を表示しないモードのときに、「隠しファイル」でない特定のファイルやフォルダを表示しないようにする方法を紹介します。
efthialex氏がLinux MintのCommunityに投稿している内容を和訳して再構成したものです。*1

隠したいファイルやフォルダが入っているディレクトリに.hiddenという名前のファイルを作り、そのファイルをテキストエディタで開き、隠したいファイル/フォルダの名前を1行に1個ずつ書いて、このファイルを保存します。*2

例えばhoge.txtというファイルとfugaというフォルダを隠したい場合は下記のように書きます。

hoge.txt
fuga

そしてNautilus/nemoの表示を更新(再読み込み)すれば、指定されたファイルやフォルダは、Nautilus/nemoの画面上に表示されなくなります。

この方法で非表示にしたファイルは、「隠しファイル」を表示するモードにした際にはNautilus/nemoに表示されます。

備考

Nautilusで特定のファイルを非表示にするには、“Nautilus Hide”という拡張を利用する方法もあります。

*1:翻訳元はLinux Mintについての記事ですが、この方法はArch LinuxベースのManjaro Linux(Cinnamon Edition)でも有効と確認済みです。

*2:名前をワイルドカードで指定することはできないようです。