小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

複数のページに分かれている記事を1ページにまとめてEvernoteに保存する方法

ウェブ上の1つの記事が2ページ以上のページに分かれている場合、その記事の内容を1ページにまとめた状態でEvernoteに保存するための方法としてはこちらの記事で紹介されている方法が最も簡単だと思いますが、その方法でうまくいかない場合の代替手段を2つ紹介します。


〈目次〉


Pocketを経由する方法

その記事の1ページ目をPocketに保存したときに、1ページ目だけでなく全ページの内容をPocketが保存できていれば、Pocketの共有メニューから「Evernoteに追加」という操作を行うことでEvernoteにその記事の全ページの内容を保存できます(ただし、保存しようとする記事の2ページ目以降を読むためにログインが必要になっているときは、2ページ目以降の内容はPocketに保存されないでしょうから、Pocketを経由するこの方法は使えません)。

例として、伊東乾氏の「子供に「すげぇ」と言わせる、できる大人の技 音は見えない? いえ見せてあげましょう! | JBpress(日本ビジネスプレス)」という記事をこの方法でEvernoteに保存してみます。この記事は下記のように4ページに分かれています。

f:id:ichbin:20170106215944j:plain

4ページ目の末尾は下記のような文言です。

f:id:ichbin:20170106220038j:plain

この記事の1ページ目をPocketに保存し、Pocketの「記事ビュー」で開きます(「記事ビュー」でなく「ウェブビュー」で開いてしまうと、全ページを保存できません)。その様子がこちら。背景色を黒くしてあります。

f:id:ichbin:20170106220133j:plain

この記事は全ページの内容がPocketに保存されました*1
画面右上の右から3つめにあるアイコンが「共有」メニューなので、これを押します。すると共有先を選ぶ画面になるので、「Evernoteに追加」をクリック。

f:id:ichbin:20170106220241j:plain

すると、Evernoteに保存中であることを示す円形のアイコンが出ます。

f:id:ichbin:20170106220341j:plain

緑色の円の中央がチェックマーク(✓)になったらEvernoteへの保存が完了したサイン。

Evernoteに保存された内容を開いた様子がこちら。記事の冒頭から末尾まで保存されています。

f:id:ichbin:20170106220625j:plain
(記事の冒頭)

f:id:ichbin:20170106220831j:plain
(記事の末尾)

「印刷用表示」を用いる方法

サイトによっては、記事を印刷するユーザーのために複数のページを1ページにまとめた「印刷用表示」を提供している場合があります。これをウェブブラウザで表示した状態でEvernoteに保存する(Evernoteウェブクリッパーを起動する)ことにより、複数のページを1ページにまとめた状態で記事内容をEvernoteに保存することができると思います。

上述のJBpressなら各記事のタイトルの右端にあるプリンタのアイコンを押すと印刷用表示になります(ログインが必要)。

f:id:ichbin:20170106222511j:plain

*1:JBpressの記事は、サイトの機能上、記事の公開から時間が経っていれば2ページ目以降の閲覧にログインが必要になっているでしょうから、記事公開後すぐでないと2ページ目以降はPocketに保存されないでしょう。

2016年の極めて地味だが役に立ったAndroidアプリ3つ

CDA - Cache Defrag Android

キャッシュをデフラグするアプリ。動作させたあとは、端末の挙動が明らかに速くなります。

f:id:ichbin:20161231164942j:plain
こちらは動作中の様子。

OpenInBrowser

ブラウザで開いたページを、他のブラウザやアプリで開き直すためのアプリです。YouTubeGoogle PlayストアやWikipediaなどのような専用アプリをもつサイトのウェブページを普通のウェブブラウザで開いてしまったときに、それを各々の専用アプリで開き直す用途にも使えます。

f:id:ichbin:20161231164056j:plain

例えばYouTube内のページをウェブブラウザで開いた状態でこのアプリを起動する(共有メニューから選択する)と、そのページを開き直すアプリの候補としてYouTubeアプリも表示してくれます。

マイアプリへのショートカット

Androidアプリの更新の有無を確認するためにはGoogle Playストアの「マイアプリ」の欄を開かないといけないわけですが、このアプリを使えば1動作でそこを開くことができます。ただそれだけですが実際便利!

f:id:ichbin:20161231165008j:plain
普通なら「マイアプリ」を開くまで3動作かかって、もどかしい。

はてなブックマークの「関心ワード」のRSSフィードを取得する方法

はてなブックマークにログインしたうえで、自分の関心ワードhttps://b.hatena.ne.jp/ユーザー名/interest)をブラウザで開いて、そのページのhtmlソースを表示すると、その中に下記のような行があります。

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" href="/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)" />

このなかの、/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)という部分の先頭にhttps://b.hatena.ne.jpを付け加えて、

https://b.hatena.ne.jp/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)

というURLを作ります。これが、そのユーザーの関心ワードのRSSフィードです。これをRSSリーダーに登録すれば、関心ワードの内容をRSSリーダーで取得できます。

なお、他人の関心ワードのRSSフィードは見れません。

WorkFlowyの内容をAndroid端末でエクスポートする方法

WorkFlowyには、内容をテキスト形式などでエクスポート(書き出し)する機能が用意されていますが、この機能はブラウザでPC版のWorkflowyを開かないと利用できないようです。WorkFlowyのAndroid版公式アプリにもエクスポートの機能はありません。

AndroidアプリのHandyFlowyにはWorkflowyの内容をエクスポートする機能がありますから、これを使えばPCが手元にないとき(ブラウザがPC版のWorkflowyを開けないとき)でもエクスポートできます。

HandyFlowyをインストールして、HandyFlowyの画面からWorkFlowyにログインし、画面右上の「︙」をタップ。

f:id:ichbin:20161209171231j:plain

すると、画面の右からウィンドウがスライドして出てくるので、その中の“EXPORT TEXT”をタップ。

f:id:ichbin:20161209171437j:plain

すると、ポップアップが表示され、エクスポートするテキストのスタイルを訊ねられます。

f:id:ichbin:20161209171556j:plain

ここで選択したスタイルで整形されたテキストがクリップボードにコピーされるので、それをテキストエディタにペーストして完了です。

なお、この手順でエクスポートされるのは、上述の手順を始める時点でHandyFlowyの画面で開いていたWorkFlowyのツリー(階層)のうちの最上位の各項目と、第二階層以下のうち同画面でオープン(展開)していた階層までのようです。
ですから、例えば階層が五階層目まで存在していても、HandyFlowyで上述の操作を始める時点で展開しているのが三階層目までであれば、エクスポートされるのは三階層目までとなるようです。
その画面で全く展開していないツリーは、最上位の項目だけがエクスポートされます。