翌日の天気予報が雨のとき、前日のうちに、Android端末 / iOS端末でその通知を受け取る方法を紹介します。
〈目次〉
機能
- 通知の配信は1日に1回のみです。
- 〈降雨〉を含む天気予報が発表されてから30分後くらいまでには、通知が届くと思われます。
- 「晴れのち雨」や「雨時々曇り」のように、天候の一部に〈降雨〉を含むだけの場合も、通知の対象になります。
- 通知で受け取れる情報はこちらの4つです。
- 【明日は雨が降ります】というメッセージ
- 翌日の日付
- 雨の種類:Rain(継続的な雨)、Showers(にわか雨)、Light Rain(小雨)など。
- 通知をタップすると、翌日の天気予報が載っているウェブページ(Weather Undergroundのサイト内)がブラウザで開きます(例)。
- 雨予報の対象として指定できる地点は1つのみです。
- 市町村単位、または都道府県単位で指定することができます。
- 天気予報の提供元は、Weather Undergroundという海外のサイトです。
- 利用は無料で、広告もありません。
- 2台以上のAndroid端末 / iOS端末で通知を受け取りたい場合は、1台の端末で下記の設定を終えた後であれば、2台目以降の端末では、後述のIFTTTのアプリをインストールしてIFTTTにログインするだけで、設定どおりに通知を受け取ることができます。
通知のサンプル
上から2個目のもの。Android5.1の場合です。
必要なもの
- IFTTTというサービスを使うので、IFTTTのアカウントが必要です(無料。アカウント登録には、メールアドレス / Facebooアカウント / Googleアカウントのどれか1つが必要)。
- 通知を受け取る端末に、IFTTTのAndroidアプリまたはiOSアプリをインストールしておく必要があります。
設定の手順
設定の作業をAndroid端末 / iOS端末でおこなう場合が多いでしょうから、ここからは、IFTTTのAndroidアプリ / iOSアプリを使って設定をする場合の手順を示します。これと同じことをウェブブラウザ(PC)から実行することもできます。
本記事はAndroidアプリを使った場合のスクリーンショットや操作方法を掲載していますが、iOSアプリでもおそらく同じ手順で実行できると思います。
IFTTTのアプリのインストール
IFTTTのアプリを、Google PlayストアまたはiTunesストアからインストールします。
IFTTTへのログイン / アカウント登録
IFTTTのアプリを起動します。
起動した最初の画面はこのようになっています。右へスクロールしていくと、ログインやアカウント登録をする画面になります。
GoogleまたはFacebookのアカウントでログイン / アカウント登録をする場合はそれぞれのボタンをタップ。
メールアドレスでログインする場合は右下のsign inを、メールアドレスでアカウント登録をする場合はsign upタップ。
アプレット適用する
IFTTTのアプリを起動し、右上にある虫眼鏡のアイコンをタップ。
画面が変わり、上部に検索フォームが表示されます。
この検索フォームに、半角のローマ字でkiftjp
と入力してEnterキーを押します。
すると、検索結果としてこの画像のように青色の四角が表示されるはずです(もし検索結果が正しく出なければ、https://ifttt.com/applets/NnkQqpjJ-android-iosをIFTTTのアプリで開いてください)。
この青い四角をタップします。すると、次の画面に変わります。
この画面になります。これを下にスクロールしていきます。
画面の一番下に、白字で“Turn on”と書いてあるところがあります。
この白い字をタップします。すると、字の左にあった丸が右に動き、“On”という表示に変わります。
次に、この画面が表示されます。
これを下にスクロールしていきます。
“Receive notifications when this Applet runs”と書いてあるところの右側にスライド式のスイッチがあります。このスイッチはオフにしておきます(この画像はオフの状態。スイッチが右端にあるとオンです)。
“Weather Underground”の欄にて、雨予報の対象とする地点を指定します。
”Set to your current location”をタップすると、GPSなどの位置情報をもとに、その端末がある地点の地名・市町村名が入力されます。
位置情報による指定がうまくいかない場合や、現在地以外の場所を指定したいときは、次のようにして手動で地点を指定します。
上の画像で“Search for your location”と書いてある入力欄に、雨予報の対象として指定したい地名を、半角のローマ字で入力します。ある程度の人口がある都市名や市町村名を入力するとよいでしょう。
ここでは、例として名古屋市を指定するつもりでnagoya
と入力しています。
地名を入力すると、黒いポップアップの中に候補が出てきます。1行目の“Nagoya, 愛知県 日本”が名古屋市を意味しています。3行目のものも名古屋市内です。
この黒いポップアップは下にスクロールできるので、画面上では隠れている候補にもすべて目を通したほうがよいと思います。
候補のなかから1つをタップすると、このように入力されます。
画面の一番下にある“Save”のボタンをタップ。すると、次の画面に変わります。
このように“Your Applet is turned on!”というメッセージが表示された画面になれば、設定は完了です。IFTTTのアプリは閉じてもかまいません。
以降は、翌日の天気予報に〈降雨〉が含まれているときには、その前日に通知が届きます。
配信された通知の履歴を見る方法
IFTTTのアプリを起動すると、画面の一番下に3つのアイコンが並んでいます。その中の中央のもの(Activity)をタップし、画面が変わったら、画面上部の鈴の形のアイコンをタップ。そこに通知の履歴が表示されています。
履歴の画面では、通知の内容は英語で表示されるようです。
地点を確認 / 変更する方法
IFTTTのアプリを起動し、画面の一番下に並んでいる3つのアイコンのうちの右端のもの(My Applets)をタップします。
画面が変わったら、画面上部の“Services”をタップ。そして下の方にスクロールしていくと、こちらの画像のように“Weather Underground”のロゴがあるはずです。
中央下部に“Weather Underground”。これをタップします。すると、次の画面に変わります。
このような画面が表示されるので、右上の歯車の形のアイコンをタップ。
すると、次の画面に変わります。雨予報の対象として指定されている地点をここで確認できます。
地点を変更する場合は、左下にある“Edit”のボタンをタップします。すると、次の画面に変わります。
以降の手順は、上述の手順と同じです。
新しい地点が入力されたら、“Save”のボタンを押して完了です。
通知の配信を停止 / 再開する方法
IFTTTのアプリを起動し、画面の一番下に並んでいる3つのアイコンのうちの右端のもの(My Applets)をタップします。
画面が変わったら、この画像のように、雨予報の設定が青い四角形で表示されているので、この四角形をタップします。
すると、この画面に変わります。これを下にスクロールしていきます。
黒字で”On”と書いてあるところをタップします。
すると、その右側にある緑色の丸が左に動き、画面全体が灰色に変わります。
これで、通知の配信は止まります。
通知の配信を再開したいときは、この画像で白字で“Off”と書いてあるところをタップします。すると表示が”On”に変わり、配信が再開します。
関連記事
翌日の雨予報をメールで受け取る方法もあります。
Pushbulletというアプリケーションで通知を受け取る方法もあります。