YouTubeにおける「高く評価」というのは、動画のタイトルの下などに表示されている、親指を上に立てた手の形のアイコンを押すことです。
YouTube
(左下に「高く評価」のアイコン)
このアイコンを押した動画を「はてなブックマーク」に自動で投稿する方法を紹介します。
〈目次〉
全体のしくみと機能
はてなブックマーク(はてブ)には、アカウントごとに用意されたメールアドレスがあります。そのメールアドレスが〈本文にURLを含むメール〉を受け取ると、そのURLが自動でブックマークされます。YouTubeで〈高く評価〉を押すたびに、その動画のURLがそのメールアドレスに自動で送られ、はてブにブックマークされるという仕組みです。
- はてなブックマークに自動で投稿できるのは、動画(動画ページ)のURLとタイトルのみです。「ブックマークコメント」やタグは指定できません(はてなブックマークに投稿された後で、ブックマークコメントやタグを個別に記入することはできます)。
- YouTubeで〈高く評価〉を押してから、はてなブックマークに投稿されるまでのタイムラグは数分間です。
- TwitterやFacebookにも同時に投稿できます(後述の設定が必要)。
必要なもの
設定の手順
〈1〉はてなブックマークの設定画面(https://b.hatena.ne.jp/-/my/config/bookmark)をウェブブラウザで開き、「メールでブックマーク」の欄に書いてあるメールアドレスをメモしておきます。“○○○@b.hatena.ne.jp”というアドレスになっているはずです。
〈2〉IFTTTにログインし、ウェブブラウザで https://ifttt.com/applets/wiXxHSTn-youtube を開きます。
画面の下のほうにある、白字で“Turn On”と書いてあるところをクリックします。すると、その左側の赤い丸が右に動きます。
※自分のYouTubeアカウントやGmailアカウントがIFTTTに連携されていない状態であれば、連携させる手続きがここで始まります。その部分の説明は割愛しますが、IFTTTの指示通りに操作すれば、下記の画面に至ります。
〈3〉この画面が表示されます。
これを下の方へスクロールしていくと、
「メール投稿先アドレス」という欄があります。上述の〈1〉でメモしたメールアドレスをこの欄に貼り付け(メールアドレスの前に“mailto:”を付けないようにご注意ください)、画面の下のほうにある“Save”をクリック。
すると、この画面になり、“Success Your Applet is now active”というメッセージが画面上部に数秒間表示されるはずです。
ここまで済ませれば、ブラウザは閉じてもかまいません。
設定はこれで完了です。以降は、YouTubeで〈高く評価〉を押すたびに、その動画が自分のはてなブックマークに自動で投稿されます*1。
投稿のOn/Offを切り替える
はてなブックマークへの投稿を止めたいときは、ブラウザで https://ifttt.com/my_applets を開きます*2。上述の手順で作成されたIFTTTの設定が画面内に赤い四角形で表示されているので、それをクリックし、
次の画面で、
画面の下の方に表示されている“On”をクリックすると、緑色の丸が左に動きます。これで、はてなブックマークへの投稿が停止します。停止中は、ここには“Turn on”と表示されています。投稿を再開したいときは、その“Turn on”をクリックすると、左側にある丸が再び右に動きます。これで、投稿が再開されます。
投稿先のアカウントを変更する
投稿先のはてなアカウントを変更するには、ブラウザで https://ifttt.com/my_applets を開きます*3。上述の手順で作成されたIFTTTの設定が画面内に赤い四角形で表示されているので、それをクリックし、
次の画面で、
右上にある歯車のアイコンを押すと、設定画面が開きます。その後の設定の仕方は上述の〈3〉と同じです。「メール投稿先アドレス」の欄に新たなメールアドレスを入力し、“Save”をクリックして完了です。
Twitter / Facebookにも同時に投稿する方法
はてなブックマークは、ブックマークした記事をTwitterやFacebookに投稿する機能を備えています。
YouTubeで〈高く評価〉した動画を、この機能を使ってTwitter/Facebookにも投稿するには、上述の設定を済ませたうえで、はてなブックマークの外部サービス連携の設定画面(https://b.hatena.ne.jp/-/my/config/applications)でTwitter/Facebookとはてブとの連携をおこない、さらに同画面で、
- 初期状態でシェアを有効にする
- メール・APIの投稿もシェアする
という2つのチェックボックスをオンにしておきます。
この機能を使ってTwitterにも投稿した例がこちら。