小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

Pocketに保存した内容をfeedlyに表示する方法

Pocketに保存した内容をfeedlyに表示する方法を紹介します。


〈目次〉


機能

feedlyに表示できるのはこの3種類です。

  1. Pocketで「マイリスト」(https://getpocket.com/ja/my-list)に表示されているページ
  2. Pocketで「アーカイブ」(https://getpocket.com/ja/my-list/archive)に表示されているページ
  3. 1と2の両方

いずれも、feedlyに表示できるのはページのタイトルとアイキャッチ画像のみです。
各ページのコンテンツを読むためには、feedlyからのリンク先(Pocketに保存されたウェブページそのもの)に移る必要があります。

サンプル

feedlyに表示したサンプルです。

注意点

feedlyに表示するためには、Pocketが配信しているRSSフィードを利用します。このRSSフィードは、デフォルトではパスワードで保護されていますが、feedlyに表示するためには、パスワードによる保護を外す必要があります(外す手順は以下)。

設定の手順

ブラウザでPocketにログインしたうえでPocket: プライバシー管理https://getpocket.com/privacy_controls/)のページにアクセスし、「RSS フィードのパスワード保護を解除」のリンクをクリックします。

そこをクリックすると、「あなたのRSSフィードは公開されています」という文言が表示されます。

その下に3つ並んでいるリンクのなかから、feedlyに表示したいものを選び、そのリンク(フィード)のURLをコピーします。
そのURLはhttp://getpocket.com/users/*(英数字の羅列)/feed/unreadというような形になっていると思います。*1

feedlyRSSフィードの登録画面https://feedly.com/i/discover)を開き、上部の入力フォームに上述のコピーしたURLを貼り付けます。

RSSフィードを入力するとその下に候補が表示されるので、それをクリック。

下記のような画面になったら、右側の「FOLLOW」をクリックして、feedlyのフォルダのどれに入れるかを選択して「SAVE」をクリックすれば登録されます。

以上です。

*1:このURLを他人が読める場所に置いてしまうと、Pocketの保存内容が他人に読まれるリスクがあります。

Logseqでツイートの内容も検索対象に含めるための記入方法

Logseq検索機能は2種類あります。
全てのページを対象とする全文検索(ショートカット:Ctrl+K / Cmd+K)と、その時点で画面上に見えているページのみを対象とする検索(ショートカット:Ctrl+F / Cmd+Shift+K)という2つです。

Logseqのツイート埋め込み記法({{tweet ツイートのURL}})でツイートを埋め込むだけだと、そのツイートの内容は、Logseqの全文検索における検索対象には入りません。

全文検索においてツイートの内容も検索対象に含めるための書き方が、めモらンだム・ヤードさんの記事にて紹介されています。これを少し改変したバージョンを紹介します。*1


〈目次〉


書き方

Logseqで次のように書きます。
書く位置は行頭か、もしくは半角スペースの直後とします。

<template>(ツイートの内容をテキストで書く)</template>{{tweet ツイートのURL}}

そうすると、Logseqの画面上では、<template></template>に挟まれた部分は見えなくなりますが、検索対象には入るようになります。{{tweet ツイートのURL}}として埋め込まれたツイートは普通に見えます。

なお、templateタグの代わりにHTMLのコメントタグ(<!---->)を使用したこちらの形でも、機能的には同じになるようです。

<!--(ツイートの内容をテキストで書く)-->{{tweet ツイートのURL}}

サンプル

Logseqへの記入内容

このサンプルでは、<template></template>の間に、ツイートの本文・投稿日時・ツイートのURLを記入しています。その後ろは{{tweet ツイートのURL}}です。

<template>@_to_ti: ✏️数学は考えるな、感じろ…👽

中川学『中学3年間の数学をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』

多摩川の愉快な兄弟が繰り広げる数学コント👬

6時間目は「空間図形」。円錐の表面積の計算とか、皆さん覚えてますか…?

https://t.co/2ZBJBwOsub https://t.co/yB2uLwPQtz July 19, 2022 at 06:36PM https://twitter.com/_to_ti/status/1549327390949593088</template>{{tweet https://twitter.com/_to_ti/status/1549327390949593088}}

Logseqでの見え方

Logseqの画面上では{{tweet ツイートのURL}}の部分だけが見えます。


(ツイートの出典:https://twitter.com/_to_ti/status/1549327390949593088

<template></template>の間に書き込んでおいた語句をLogseqで検索すると、このようにヒットします。

備考(1)

Logseqの画面上で、上掲の書き方で記入したツイートが含まれている行にカーソルを置いている間だけは、<template>タグに挟まれた部分が見えるようになり、かつ、埋め込まれたツイートのほうは見えなくなります。これはLogseqの仕様です。

備考(2)

上掲のめモらンだム・ヤードさんの記事で紹介されている書き方との違いは、<template>タグを前に置き、ツイート埋め込み記法を後ろに置いていることです。
<template>タグを後ろにすると、<template>タグに挟まれた部分に改行がある場合には正しい表示結果にならない(Logseqの画面上で見えてしまう)ので、ここでは<template>タグを前にしています。<template>タグを前にすれば、改行が含まれていてもLogseqの画面上では見えなくなります。

*1:元のツイートが削除された場合にも、そのツイートの内容がLogseq内にテキストとして残るようになるので、「ツイ消し」対策としても使えます。

Apple Watchの「ショートカット」アプリに表示されたショートカットの並び順を変える方法

Apple Watchの「ショートカット」アプリでこのように縦に並んでいるショートカットの並び順を変える方法です。

Apple Watchとペアリング済みのiPhoneで「ショートカット」アプリを開き、Apple Watchで最上段に置きたいショートカットの右上の「…」アイコンをタップ。

次の画面で、右上の設定アイコンをタップ。


(右上の青い丸のアイコン)

次の画面で、「Apple Watchに表示」の右にあるスライド式スイッチを一旦オフにしてから再度オンにして、右上の「完了』をタップ。

そして右上の×のアイコンをタップして、ショートカットの設定画面を閉じる。

そこまで済めば、iPhoneの「ショートカット」アプリは閉じてもかまいません。

このように操作したショートカットが、Apple Watchのショートカットアプリ内で最上段に配置されます。
これを繰り返すことで、順番を替えていくことができます。

なお、iPhoneApple Watchの接続具合によっては、順番が反映されるまで少し時間がかかる可能性があります(数分以内には反映されると思います)。


ウェブページのタイトル・URL・選択範囲のテキストをLogseq貼り付け用に整形するブックマークレット

ブラウザで開いたウェブページのタイトル・URLと、そのページ上で選択したテキストを、Logseqに貼り付ける形に整形するブックマークレットを作りました。


〈目次〉


サンプル


(「(社説)骨太の方針 防衛費の膨張が心配だ:朝日新聞デジタル」のページからLogseqに貼り付けた例)

このように、1行目はコピー元のウェブページへのリンクとなり、選択範囲のテキストは2行目以降に引用形式で(1行目の下位項目として)貼り付けられます。
コピー元に空行や段落変更がある箇所では、その位置に空行が入ります(※空行を作らないタイプもあります)。

使用環境と必要なもの

  • デスクトップ版のLogseqアプリの、バージョン0.8.1.7以上が必要です。*1*2

ブックマークレットの使い方

ブックマークレットの登録

このJavaScriptのコードをブラウザのブックマークとして登録しておきます。*4

コピー元に空行や段落変更がある箇所でも空行を作らないバージョンはこちら↓です。

コピーの手順

ブラウザでウェブページを閲覧中に、そのウェブページに載っている「Logseqに貼り付けたいテキスト」をマウス等で選択したうえで、上掲のブックマークを実行すると、ウェブページのタイトル・URL・選択範囲のテキストを、このようなフォーマットでブラウザの新しいタブに表示します。

[タイトル](URL)
    - >選択範囲のテキスト(改行)
    - >選択範囲のテキスト(改行)
        ︙

これをブラウザからコピーします。

貼り付けの手順

貼り付けの手順は、Logseqアプリのバージョン及びPCのOSに応じて変則的ですので、1つに絞ることができません(2023/03/31現在)。
下記の記事で紹介している4つの手順のうち、ご自身の使用環境において正しく貼り付けることができる手順を選んで使って下さい。*5

実行例


(「(社説)骨太の方針 防衛費の膨張が心配だ:朝日新聞デジタル」にてページ上のテキストを選択)


(ブラウザの新しいタブに、上掲のフォーマットで出力される。これをコピーしてLogseqアプリの任意の位置に貼り付ける)


(Logseqでの表示)

*1:厳密には、もう少し旧いバージョンでもよいかもしれませんが、筆者が動作確認をできているのはバージョン0.8.1.7からです。

*2:バージョン0.7.1以降から0.8.18のバージョンで使用したい場合は、Paste Moreというプラグインを併用する必要があります。

*3:通常の"CTRL + V"というショートカットキーで貼り付けると、正しい結果になりません。

*4:JavaScriptに詳しい方が見れば無駄の多いコードだろうと思いますが、ご容赦ください。

*5:このリンク先の記事はDynalistに関する説明という体裁になっていますが、Dynalist以外から貼り付ける場合にもそのまま当てはめることができます。