Linuxでログイン後に画面の明るさを自動で設定する方法

Linuxでログイン後に、画面の明るさを自動で設定する方法を紹介します。明るさは0.10〜1.00まで(10%〜100%まで)の間で1%単位で設定できます。*1


〈目次〉


設定の手順

まず、端末でこのように入力しEnter。

xrandr -q | grep "connected"

すると、このような出力が返ってきます(出力結果の各単語や数値はPCごとに異なります)。*2

VGA1 connected primary 1366x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 410mm x 230mm
VIRTUAL1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

この先頭の位置(上述の下線部)に表示されている単語を覚えておきます(ここでは"VGA1")。

次に、Linux自動起動するアプリケーションを指定する画面を開きます。*3

ここでは、例としてLinux Mintの「システム設定」の画面で Startup Applications を開きます。*4

f:id:ichbin:20180430080746p:plain
(システム設定の画面の上部中央あたり)

Startup Applications というタイトルの画面が表示されます。

f:id:ichbin:20180430081031p:plain

この画面で一番下にある「追加する」ボタンを押し、その下に表示される「Custom Command」をクリック。すると、 Edit Startup Program という小さいウィンドウが表示されます。

f:id:ichbin:20180430083340p:plain

このウィンドウの「名前」の欄には自由に名前を入力します。

その下の Command の欄に、次のように入力します*5下線部には、上述の出力結果の先頭に表示されていた単語を入力します。そして末尾に、0.10〜1.00までの数値で明るさを入力します。数値が大きいほど、明るさが強くなります。

例:65%

xrandr --output VGA1 --brightness 0.65

例:70%(0.70のように末尾の桁がゼロになる場合は、小数点以下1桁目まで書くだけでも可)

xrandr --output VGA1 --brightness 0.7

入力し終わったら、右下の Save ボタンを押す。これで設定は完了です。次回のログイン以降は、各ログインの直後に、ここで指定した明るさへ自動で変わります。

参考資料・関連記事

デスクトップ環境がCinnamonの場合のみ利用できる別の方法

デスクトップ環境がCinnamonであれば、「パネル」に配置するアプレットの“Brightness and gamma applet”を使うと、あらかじめ設定しておいた明るさを、Cinnamonの起動時に適用できるようです。

設定画面で“Apply at startup”の項目をオンにしておく必要があります。

f:id:ichbin:20181121181820p:plain

適用する明るさの値は、「パネル」に表示されたこのアプレットのアイコンをクリックしたときに表示されるスライドバーで指定します。

*1:正確には、0.10未満(10%未満)の明るさも実現できると思いますが、画面上で何も見えなくなるおそれがあるので、説明の便宜上、ここでは「0.10以上」ということにしてあります。

*2:出力結果がこのようにならない場合は、こちらこちらの記事などを参考に、xrandrのモードを作成する作業を先に済ませる必要があるかもしれません。

*3:自動起動するアプリケーションを指定する画面を端末から開く場合は gnome-session-properties などと実行すればよいでしょう。

*4:デスクトップ環境がCinnamon以外の場合は、gnome-session-propertiesなどを使えば、同じことができます。

*5:自動起動するアプリケーション」として登録するのでなく、ホームフォルダに置く.xprofileというファイルに書き込むこともできます。