luckyBackupで自動バックアップができないときのチェックポイント

Linux用のバックアップソフト「luckyBackup」で自動バックアップができないときに、チェックするとよいと思われるところを紹介します。

(1) Task propertiesの画面で、SourceやDestinationの欄に半角英数字以外の文字が入っていないか(入れるべきではないみたい。フォルダ名に日本語が含まれていると、これに該当する)。

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(2) スケジュールを編集する画面で、

  • skip criticalの欄にチェックが入っていないか(チェックを入れると、"critical"というカテゴリに当てはまる処理は、スキップ=不実行となる)。
  • Console Modeの欄にチェックを入れたか(チェックを入れないといけない、という情報がある)。

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(3) scheduleの画面で、 cronIT!! のボタンを押し忘れていないか。

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Spotifyで「お気に入りソング」に追加した曲の曲名・アーティスト名・アルバム名などを自動でGoogleスプレッドシートに記録する方法

Spotifyで「お気に入りソング」に追加するというのは、こちらの画像のように、曲名の隣にあるハート形のアイコンを押すことです。このアイコンを押された曲は、Spotifyの「お気に入りソング」に追加されます。

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このようにしてお気に入りソングに追加した曲の曲名/アーティスト名/アルバム名などを、自動でGoogleスプレッドシートに記録する方法を紹介します。


〈目次〉


機能

  • お気に入りソングに追加した各曲について、Googleスプレッドシートに自動で記録できる情報はこの6つです。
    • お気に入りソングに追加した日時
    • 曲名
    • アーティスト名
    • アルバム名
    • カバー画像(Web上の画像へのリンク)
    • SpotifyでのURL
  • Spotifyでお気に入りソングに追加してから、Googleスプレッドシートへ記録されるまでのタイムラグは、数十分〜最大で2時間程度と思われます。
  • 利用は無料で広告もありません。
  • Spotifyの有料版を使う必要はありません。
スプレッドシートのサンプル

このようなスプレッドシートができます。

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必要なもの

  • IFTTTというサービスを使うので、IFTTTのアカウント(無料)が必要です。
  • Googleのアカウント

設定の手順

ここでは、Webブラウザを使った設定の手順を示します。IFTTTのモバイルアプリ(Android版 / iOS版)でも、概ね同じ手順で実行できます。

WebブラウザIFTTTSign in(ログイン)。IFTTTのアカウントを持っていない場合は、トップページの"Sign up"をクリックしてアカウント作成をします。*1

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次に、ブラウザで Automatically add your saved tracks in Spotify to a Google spreadsheet - IFTTT を開きます。

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その画面の下のほうにある、白字で“Turn On”と書いてあるところをクリック。

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すると、その左側にある緑色の丸が右へ動いて、"Turn On"の文字が"On"に変わります。これで設定は完了です。

※ただし、自分のSpotifyGoogleのアカウントがIFTTTに連携されていない状態であれば、それらのアカウントをIFTTTに連携させる手続きがここから始まります。その部分の説明は割愛しますが、IFTTTの画面の指示通りに操作すれば、最終的には、ブラウザの画面上部に Success! You turned on the Applet という表示が出ます。それで設定は完了です。

以降は、Spotifyで「お気に入りソングに追加」の操作をするたびに、その曲の曲名・アーティスト名・アルバム名・カバー画像へのリンク・SpotifyでのURLがGoogleスプレッドシートに自動で記録されていきます。

記録のテスト

上述の手順を終えた後で、Spotifyで実際に「お気に入りソングに追加」の操作をしてみます。

ここでは、例として、

の2曲をお気に入りソングに追加してみました。

上述のとおり、お気に入りソングへ追加後すぐにGoogleスプレッドシートへ記録されるわけではなく、記録の完了まで数十分〜2時間程度のタイムラグがあります。

待ちたくない場合は、 https://ifttt.com/my_applets を開きます。

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上述の手順で作成したIFTTTの設定が、緑色の四角形で表示されているので、それをクリック(この画像では左上のもの)。

次の画面を下のほうにスクロールし、

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緑色の領域の右下にある"Check now"をクリック。すると、"Applet checked"という文字がブラウザの上部に数秒間だけ表示されるはずです。

次に、Googleスプレッドシートのトップページ(https://docs.google.com/spreadsheets/u/0/)を開きます。

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Spotify Saved Tracks」というスプレッドシートができているはずです。これを開きます。

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お気に入りソングに追加した曲の情報が、このように入力されているはずです。

左から順に、保存日時・曲名・アーティスト名・アルバム名・カバー画像へのリンク・SpotifyでのURLという順番です。*2

保存日時が新しいものほど、下の行に記入されていきます。

スプレッドシートの整形

1行目の上に行を挿入し、各列の内容を示すタイトルを付けると便利です。列の幅も広げたほうが読みやすいでしょう。

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記録を中止または再開する方法

IFTTTにログインしたうえで https://ifttt.com/my_applets を開きます。

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上述の手順で作成したIFTTTの設定が、緑色の四角形で表示されているので、それをクリック(この画像では左上のもの)。

次の画面を下へスクロールし、

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黒字で“On”と書いてあるところをクリックすると、緑色の丸が左に動き、画面内の緑色の部分が灰色に変わります。これで、スプレッドシートへの記録は停止します。

停止中は、この箇所には“Turn on”と表示されているはずです。スプレッドシートへの記録を再開したいときは、その“Turn on”をクリックします。すると、表示が再び“On”に変わり、記録が再開します。

スプレッドシートのファイル名・内容・保存されるフォルダ位置を変更する方法

IFTTTにログインしたうえで、 https://ifttt.com/my_applets を開きます。

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上述の手順で作成したIFTTTの設定が、緑色の四角形で表示されているので、それをクリック(この画像では左上のもの)。

次の画面で、緑色の四角形の右上にある歯車のアイコンをクリック。

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すると、設定画面が開きます。

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下にスクロールしていきます。*3

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"Spreadsheet name"という欄に入力されているのが、スプレッドシートのタイトル(ファイル名)です。スプレッドシートのタイトルを変えたい場合は、ここを編集します。

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"Formatted row"という欄は、スプレッドシートの各行に記入される内容と順番を決めるものです。黒字で書いてあるものは、それぞれ、

  • SavedAt:お気に入りソングに追加した日時
  • TrackName:曲名
  • ArtistName:アーティスト名
  • AlbumName:アルバム名
  • AlbumCoverURL:カバー画像のURL*4
  • TrackURL:SpotifyでのURL

を意味しています。"Add ingredient"をクリックすると、これらをワンクリックで入力できます。また、|||という記号は、スプレッドシートでのセルの区切りを意味します。この欄内での改行は、スプレッドシートでの行替えを意味します。

この欄の中身はテキストなので、テキストエディタなどで編集できます。欄の中身を並べ替えれば、スプレッドシートの各行に記入される順番を変えることができます。不要なものを消すこともできます。

"Drive folder path (optional)"という欄は、Googleドライブ内でスプレッドシートが保存される場所を指定するものです。デフォルトでは IFTTT/Spotify と入力されています。これは、〈Googleドライブの『マイドライブ』の中の、IFTTTフォルダの中の、Spotifyフォルダ〉にスプレッドシートが保存されるということを意味しています。保存場所を変えたい場合は、この欄を編集します。

各欄への入力をすませたら、下の方にある"Save"をクリック。

SpotifyGoogleのアカウントを変える方法

Googleスプレッドシートに記録をとる対象とするSpotifyのアカウントを、別のアカウントに変えたい場合は、ブラウザでIFTTTにログインしたうえで、 https://ifttt.com/services/spotify/settings を開きます。

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"Edit connection"をクリックすると、アカウントを変える設定画面が開きます。

スプレッドシートを保存するGoogleアカウントを変えたい場合は、 https://ifttt.com/services/google_sheets/settings にアクセスして、Spotifyの場合と同様に操作します。

関連記事

IFTTTを使ってSpotifyを自動化すると、ほかにも色々なことができます。

Spotify以外のサービスに対しても、同じようなことができます。

*1:IFTTTのアカウントを新たに作った場合は、IFTTTから「Confirm your IFTTT account」といった件名のメールが届きます。メールの中の「Confirm your account」というリンクをクリックしておいてください。

*2:カバー画像をクリックすると、ブラウザで大きな画像が表示されます。

*3:この設定画面の先頭のほうにある、 Receive notification when this Applet runs という項目は、「Googleスプレッドシートへの記録が実行されるたびに、IFTTTのモバイルアプリで通知を出すかどうか」を決めるものです。IFTTTのモバイルアプリをスマートフォンなどにインストールしていない場合は、オン/オフのどちらを選んでも差はありません。

*4:スプレッドシート上にカバー画像を表示するのに時間がかかることがあるので、AlbumCoverURLは含めないほうが使いやすいかもしれない。

「休憩の開始」と「休憩後の作業時間の開始」を自動で実行するポモドーロタイマー

「ポモドーロタイマー」と銘打っているソフトウェアは多くありますが、*1

  • 作業時間が終わった後の、休憩の開始
  • 休憩が終わった後の、作業時間の開始

という2つのイベントを自動で実行するもの、つまり、

作業時間→休憩→作業時間→休憩→…

という繰り返しを自動で継続し続けるソフトは、それほど多くはありません。ここでは、数少ないそのようなポモドーロタイマーを紹介します。*2


〈目次〉


Androidアプリ

Clockwork Tomato

Linux用ソフト

A Pomodoro Timer for GNOME

休憩が終わったあとで作業時間を自動で開始するには、設定画面の中の"Wait for activity after a break"のところをオフにする必要があるようです。

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Linux Mint 18.3では起動しないかもしれませんが、Linux Mint 19 Cinnamonでは使えます。

Pomodoro-Indicator

起動中の画面表示は、「インジケーター」のところにアイコンが表示されるだけ。時間が進むにつれて、アイコンの丸い部分が円グラフ式に塗りつぶされていきます。

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設定項目はこのようになっています。

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上から、

  • 作業時間を何回経たら「長い休憩」に入るか
  • 作業時間の長さ(分)
  • 休憩の長さ
  • 「長い休憩」の長さ
  • 作業時間や休憩の、開始/終了時に音を鳴らすか
  • 作業時間の終了時(=休憩の開始時)に鳴らす音
  • 休憩の終了時(=作業時間の開始時)に鳴らす音
  • OSの起動時に自動起動するか
  • インジケーターのアイコンを白色で表示するか

となっています。

Pomodoro Timer(Cinnamonのアプレット

Cinnamonデスクトップ環境で、パネル(Windows風に言えばタスクバー)の中に入れて使うソフト(アプレット)です。

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パネルを右クリックして「アプレットを追加」をクリックし、表示された画面で、上部の「Download」ボタンをクリック。検索フォームにpomodoroと入力すると、このソフトが表示されるので、右端にある「↓」の矢印をクリックするとダウンロードされる。

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(ダウンロードが済むと、右端にチェックマーク ✓ が表示される)

次に、上部の「Manage」ボタンをクリック。すでにダウンロードされているアプレットの一覧が表示されるので、このソフトをマウスで選択してから、ウィンドウの下の方にある「+」ボタンをクリック。これでパネルに追加されます。

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パネルに表示された部分をクリックして、「Setting」をクリックすると設定画面が開きます。

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設定画面の「Options」のコーナーで「Auto start…」で始まっている項目2つをオンにしておけば、「作業時間終了後の、休憩の開始」と、「休憩終了後の、作業時間の開始」を自動で実行してくれます。

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Tomato(tomatoapp-bzr)

設定画面で「新しいポモドーロを手動で開始する」をオフにしておけば、作業時間→休憩→作業時間→という繰り返しを自動で継続します。

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(備考)Arch Linux User Repositoryでの検索結果

Arch Linux User Repositoryをpomodoroで検索すると、上述のアプリケーションの他にも、十数個のアプリケーションが登録されています(実利用をしていないものは紹介を控えています)。

*1:ポモドーロタイマーとは、ポモドーロ・テクニックに使うためのタイマーのこと。

*2:この記事で紹介しているもの以外の多くの「ポモドーロタイマー」は、休憩の開始や作業時間の開始を、マウスやキーボードによる手動の操作で実行しなければならない仕様になっています。