小技チョコレート

ちょっとした小技を紹介するだけのブログです。

2016年の極めて地味だが役に立ったAndroidアプリ3つ

CDA - Cache Defrag Android

キャッシュをデフラグするアプリ。動作させたあとは、端末の挙動が明らかに速くなります。

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こちらは動作中の様子。

OpenInBrowser

ブラウザで開いたページを、他のブラウザやアプリで開き直すためのアプリです。YouTubeGoogle PlayストアやWikipediaなどのような専用アプリをもつサイトのウェブページを普通のウェブブラウザで開いてしまったときに、それを各々の専用アプリで開き直す用途にも使えます。

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例えばYouTube内のページをウェブブラウザで開いた状態でこのアプリを起動する(共有メニューから選択する)と、そのページを開き直すアプリの候補としてYouTubeアプリも表示してくれます。

マイアプリへのショートカット

Androidアプリの更新の有無を確認するためにはGoogle Playストアの「マイアプリ」の欄を開かないといけないわけですが、このアプリを使えば1動作でそこを開くことができます。ただそれだけですが実際便利!

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普通なら「マイアプリ」を開くまで3動作かかって、もどかしい。

はてなブックマークの「関心ワード」のRSSフィードを取得する方法

はてなブックマークにログインしたうえで、自分の関心ワードhttps://b.hatena.ne.jp/ユーザー名/interest)をブラウザで開いて、そのページのhtmlソースを表示すると、その中に下記のような行があります。

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" href="/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)" />

このなかの、/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)という部分の先頭にhttps://b.hatena.ne.jpを付け加えて、

https://b.hatena.ne.jp/ユーザー名/interest.rss?key=(英数字の羅列)

というURLを作ります。これが、そのユーザーの関心ワードのRSSフィードです。これをRSSリーダーに登録すれば、関心ワードの内容をRSSリーダーで取得できます。

なお、他人の関心ワードのRSSフィードは見れません。

WorkFlowyの内容をAndroid端末でエクスポートする方法

WorkFlowyには、内容をテキスト形式などでエクスポート(書き出し)する機能が用意されていますが、この機能はブラウザでPC版のWorkflowyを開かないと利用できないようです。WorkFlowyのAndroid版公式アプリにもエクスポートの機能はありません。

AndroidアプリのHandyFlowyにはWorkflowyの内容をエクスポートする機能がありますから、これを使えばPCが手元にないとき(ブラウザがPC版のWorkflowyを開けないとき)でもエクスポートできます。

HandyFlowyをインストールして、HandyFlowyの画面からWorkFlowyにログインし、画面右上の「︙」をタップ。

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すると、画面の右からウィンドウがスライドして出てくるので、その中の“EXPORT TEXT”をタップ。

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すると、ポップアップが表示され、エクスポートするテキストのスタイルを訊ねられます。

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ここで選択したスタイルで整形されたテキストがクリップボードにコピーされるので、それをテキストエディタにペーストして完了です。

なお、この手順でエクスポートされるのは、上述の手順を始める時点でHandyFlowyの画面で開いていたWorkFlowyのツリー(階層)のうちの最上位の各項目と、第二階層以下のうち同画面でオープン(展開)していた階層までのようです。
ですから、例えば階層が五階層目まで存在していても、HandyFlowyで上述の操作を始める時点で展開しているのが三階層目までであれば、エクスポートされるのは三階層目までとなるようです。
その画面で全く展開していないツリーは、最上位の項目だけがエクスポートされます。

はてなブログをAndroid端末でも「よりマシ」に編集するための小技

Android版のはてなブログアプリは使いにくく、Google Play ストアでの評価も低い*1。ウェブブラウザでの編集画面と比べると、記事に対して設定できる項目が少ないですし、何より気になるのは編集画面に表示される原稿の文字組みが美しくなく、編集画面の縦スクロールがぎこちないこと。常用したいアプリとはとても言えません。

とはいえ、はてなブログAndroid端末のみで編集せざるを得ないときもあるので、そういうときでも「よりマシ」に編集できる小技を紹介します。


〈目次〉


概要

小技といっても要するに、自分の使いやすいテキストエディタで原稿を作り、出来上がった原稿をはてなブログアプリの編集画面にペーストしたりメールで投稿したりすれば、はてなブログアプリの編集画面の使いにくさを極力経験せずに済むという、ただそれだけの対症療法です。

必要な設定

その場合、記事の本文に対する装飾(太字、斜体、文字色変更など)や見出しの設置、リンクの設置、引用箇所の設定なども、はてなブログアプリの外で(テキストエディタで)済ませておいたほうがラクです(ただし画像の挿入は、後述するようにアプリの編集画面から行うほうがラクです)。そのためには、下記のような設定があらかじめ必要になります。

はてなブログで記事本文に対するそういった装飾などの指定をするためには、「はてな記法」とHTMLタグとMarkdownが使えます。この3つのうち、はてな記法とHTMLタグは機能が豊富です。それに比べてMarkdownで出来ることは非常に限られていますがMarkdownのみでも基本的なことはカバーできます。そして、はてな記法とHTMLタグとMarkdownを混ぜて使うことができます。

はてな記法やHTMLタグやMarkdownを使う場合は、あらかじめ、はてなブログアプリの設定画面(またはウェブブラウザ版のはてなブログの設定画面)で、はてなブログの「編集モード」を適切なものに選んでおきます。

はてなブログアプリの場合は、アプリの右上の「︙」の形のアイコンを押して開く設定画面の「編集モード」をタップすると、

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四角い画面がポップアップし、編集モードの選択を求められます。

Markdownを使わず「はてな記法」やHTMLタグを使う場合は、編集モードとして「はてな記法」と「Markdown」のどちらを選んでも構いません。

Markdownも混ぜて使う場合や、Markdownのみを使う場合は、「Markdown」を選びます。

「見たまま編集」という編集モードは、はてなブログアプリの編集画面を長時間使うことになるので避けます。

編集モードを選択したら、設定画面の左上の矢印「←」を押してメインの画面に戻ります。

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原稿の作成と投稿

原稿を書くためのテキストエディタとして筆者はQuickEdit Text Editorを使っています。はてなブログアプリの編集画面よりはよほど使いやすいエディタが他にも沢山あるでしょう。*2

出来上がった原稿をはてなブログアプリの編集画面にペーストして「公開する」ボタンを押すか、あるいはメールで投稿することで記事を公開します。

画像の挿入だけはアプリが便利

記事の本文中に画像を挿入したいときは、はてなブログアプリの編集画面のカメラの形のアイコンを押して挿入できます。自分のはてなフォトライフに画像がアップロードされ、その画像を本文に挿入するところまで自動でしてくれます。*3

*1:今日現在でGoogle Play ストアでの評価の平均値は5段階中の3.0で、最低点をつけている人が最も多い。

*2:Evernoteのノートに書いたものを取り込むという方法もあります。参照:https://habitmaker.hatenablog.com/entry/evernote-hatenablog

*3:Evernoteを利用すると画像の取り扱いがしやすいそうです。参照:https://habitmaker.hatenablog.com/entry/evernote-hatenablog